雑誌でおいかけつつ、しっかりコミックスの紙と電子両方でも買うファンの鏡を自負しております。
でました 200m先の熱 8巻!!!!
今回は1冊まるごと、ほぼお花見の日の1日の出来事なんですよね。
その内容に合った4月のお花見のカバーとなっております🌸
まず自慢したい!私の予想が当たりましたよ!!!!
「隣の微熱」最終回の感想ブログで書いたんですけど↓
「ただ、コミックス2巻の真霜くんの回想とちょっと矛盾が生じているんだよね。
もしかしてこれって、休刊するザマ仕様の終わり方だったりする?
だって真霜のくせに終わり方が爽やかすぎるんだもん。。。。wwwwww
私、これコミックス収録の時は変わるんじゃないかって予想してます。」
ずばり当たりました!!!いや〜長年のファンともなれば桃森先生の動向も読めてくるというもの(自負)
先生はコミックスでセリフを変えたり、演出をコミックス用の長めのページに再編したりということをたまになさるんですが、今回もそうじゃないかと思いました。
8巻最後の次巻予告(9巻)では、隣の微熱が「ザ・マーガレット掲載時とは違うラストでお届け!」とありました!!!!
やっぱりそうなんですね!
9巻は11月に発売予定です。楽しみに待ちたいと思います。
今回8巻は全体を通して、管理組合主要メンバーの過去やそれぞれ抱えるコンプレックスなどが明らかにされる、お花見エピソード。とくに38歳アラフォー葛西さん(婚活失敗中)が中心です。
それにともない、23歳の司波さん、28歳の真霜くん、33歳の二宮さん、38歳の平良さん というそれぞれ5歳ずつ違う年齢層の男性の価値観の違いも浮き彫りに。男女平等、家事育児折半、結婚と恋愛は別、くっつくなら自分と同レベル。そういう価値観が若い人にはあり、年齢が上になるほど男が女を守るものという意識が強くなる。ちょうど中間地点にいる二宮さんは実はバツイチで、元妻とはそのそれ違いでうまくいかなかった。
それぞれに過去の失敗を抱え、今がある。
そんな中で葛西さんがある意味、私には魅力的に見えました。これから彼女はどうなっていくのか。38歳独身の拗らせ女子のわりに、根はすごく素直で自分が悪かったところはすぐに認め謝ることができる彼女。
実は年齢差はあれど、きっかといい友達になりそうな気がします。
そして平良さんと同じ歳なんだよね〜。
これからの展開できっかと平良さんが別れたとしても、葛西さんと平良さんがくっつく事は考えにくい。でも二宮さん(5歳年下男性)とうまくいきそうな気がするんですよね。
群像劇としてすごく面白く、生活のリアルさも感じる大人の飲み会。そんな8巻です。
でもなにより!!!!8巻では
真霜くんの、きっかへの愛の重さが露見するんですよ〜〜〜〜!!!
どんだけきっかを愛してるんだよ・・・!!!
どんだけきっかの為に、何もかもを投げ打って生きてきたんだよ・・・!
どんだけきっかに尽くしてきたんだよおおおおおお!!!!
ってことがわかる、今まで隠されていたエピソードが露見します。それが私的には何よりの8巻の目玉。
やっぱさあ、真霜くんを幸せにできるのはきっかしかいないんだよ。
ただ平良さんも、今となってはきっか無しでは生きられそうになくなってきてるけどね。
この8巻のラストで、優しい平良さんが強引に同棲にもちこみます。周りから固めて、きっかを断れない状況にする。これはお花見での真霜くんの前記エピソードを知ったからだと思うんですよね。
「君がそこまで尽くしたのはわかった、でも僕だってこれだけの事ができる」
ってね。
つまり対抗意識なんだよね、真霜くんに対する。
8巻についてはまた、9巻発売前の11月あたりにまとめ感想記事をアップする予定です。
次巻予告を見たらまた早く続きが読みたくなってきちゃう。
とりあえずこの8巻の続きは、明日発売のクッキーで読めます。楽しみ!!!!
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