集英社オンラインで桃森ミヨシ先生のロングインタビューが掲載されました!
そこで、「200m先の熱」の製作秘話やこの物語が生まれたきっかけ、今後の展望、そして作者のこの作品に対する気持ちなどがとても詳細に語られていて、作品を読んで知っている方にはものすごく面白い記事になっています!
かなり踏み込んだ内容になっていて、そうだったのか〜!とか、なるほど!など、すごく面白いことがたくさん。
桃森先生がとっても素直に自分の心を赤裸々に語ってくれていて、こんな事まで隠さずに言ってくれるんだ!と、先生のお人柄などにも惹かれました。やっぱり素敵な作品を作る方だけあって、根本がとっても素直というか
自分のみっともなさを隠さなさいで認めた上で、現状に満足せず頑張っていくという、向上心も持ちながら全然奢らない人なんだなあって、とても嬉しく思いました。
本当に素直で、そして頭のいい人だなあって思う。考えがとっても深い。
いいことばかりカッコつけて言うんじゃなくて、自分を綺麗に見せようともしてなくて、本当に賢くて素直で懐の広い人のように感じました。
先生にとって主人公のきっかは憧れの性格であるという事ですが、どことなく先生自身のテイストも入ってる気がする。
そして、きっと憧れの人はズバリ鉄骨先生のことなんじゃないかって気がします!
上記のインタビューは前後編に別れている前編にあたるもので、後編では
鉄骨サロ先生との「菜の花の彼」の製作秘話を中心に鉄骨先生との関係性について語ってくれています。
こちらも赤裸々で本当に踏み込んだインタビューになっていて読み応えたっぷり。
今まで全く語られなかったお二人のことが、素直に明かされています。
いやーもう本当に面白いから、「200m先の熱」だけでなく「菜の花の彼」を好きだった人も必読ですよ!
こんなふうにナノカレが生まれて、作られていたんだ!って分かってとっても感慨深い。
この二つの記事を読むと、「200m先の熱」はやはり桃森先生にとって代表作になるだろうなと感じました。
これまでの人生や創作を総決算したような感じなんだろうな。
先生はマンションの管理組合の役員をされたんだろうなとは思ってましたが、まさか菜の花の彼の頃にそれを体験していて、そこから4年後に200mを連載化したわけですから、4年という長い間をかけて温めていた作品だったんですね。
インタビューを読むと、200mの今後の展開のネタバレにもなるんじゃないか?ってことがチラッと書かれているんですけど、ここでは断定記載はあえてしないでおきます。
こうなっていくのかもしれないな〜と思うことは私的にズバリありました。
でもそれが当たっているとなると、200mは本当に物凄い作品になる。単なる恋愛漫画じゃなくて、妙齢のアラサーという帰路に差し掛かった人間が今の時代、今の社会で生きるということを描いた、大きなドラマになるという予感がしています。
現時点のコミックス7巻と半分(雑誌掲載、コミックス未収録)まで読んでいても
すでに、恋愛だけでなく仕事や生活、それぞれの年齢の差、男女の差、格差、住まい、といろんな「生きる」という成分が盛り込まれた内容ではあるんですが
この後に展開されるであろう事柄を考えると、本当に壮大な物語になるかもしれない!ってドキドキします。
まあ私が想像している大きなことが盛り込まれないとしても、真霜くんと平良さんが、年齢、仕事の内容、生き方も考え方も真逆で、だけど二人ともきっかを想っていることには変わりなくて、その差ってのは平成と令和の差でもあるかも!って感じています。
インタビューでも言われているけど、どっちもキャラクターの魅力が半端ないんですよね。
200m、菜の花、このどちらかを好きな読者は絶対に先生のインタビューを読んでほしい。
更に作品を深掘りして楽しめること請け合いです!
●ファンサイト開設●
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