マジ? ストレスは身体にいいんだって! | 人生のラストに笑いと生きがいを(株)おふとん (一般社団法人)介護エンターテイメント協会

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NHKのスーパープレゼンテーション

心理学者ケリー・マクゴニガルさんのプレゼンを聞きました。

 

彼女は、
昨年ビジネス部門のベストセラー1位となった
「スタンフォード自分を変える教室」の著者です。

この本で、
人はなぜ誘惑に負けてしまうのか。
どうしたら意志の力を鍛えられるのか。
科学的な知見をもとに方法を伝えています。

 

今回のプレゼンでも、

意志力を高めるためには
「物事の捉え方を変える」こと。

それは「ストレス」に対しても同じ

ストレスに対して
捕らえ方を変えると
体の反応まで変わると彼女は言っています

 

ストレスを受けると死亡リスクが43%高まる。
ただしこれは
「ストレスが体に悪い」
と思い込んでいた人に限られる。
ストレスを感じると
心臓の血管は収縮しがちになる。


しかし!!
「ストレス体にいいもの」
と考えた人は異なる反応になる。

「ストレス反応=有用」
と考えた被検者の血管は収縮しなかった

心臓はドキドキしていたが
健康的で「喜びや勇気に満ちているとき」に
非常に近い反応
だった。


Eケリー

『この身体的変化によって
人生が変わるかもしれない。
ストレスは捉え方次第だということ』
『だから私は人々がストレスとうまく付き合える手助けをしたい。』

 

さらに、

ストレスを受けたときに
愛情ホルモンといわれるオキシトシンが分泌される
という研究結果が出ている

オキシトシンは、
母親が赤ちゃんを産むときや
授乳のときに分泌されるものとして知られる

愛情とは関係が深い
といわれるホルモンだが、
ストレスを感じたときにも
分泌されることが分かってきた。

また、
夫婦や恋人、
親友をはじめ、
人と人との結びつきを強めると、
このホルモンによって
他人への信頼と安心感が増し、
ストレスも軽減されるという。

ストレスを感じているときは
人と触れ合えばオキシトシンの分泌が増え、
ストレスからの回復が早くなる
ということ

 

Eケリー

『凄いですよね。
回復への機能が備わっていて、
しかもここで触れ合いがカギになるなんて。

ストレスは
自分の心を知るきっかけ、
人とのふれあいに意味を見いだす思いやりの心

そして
一生懸命動いている
この心臓そのものを知るきっかけ。

ストレスをそう捉えることは、
実はこう宣言をしていることになります。

私は
人生の試練に打ち勝つ自信がある。
それに苦しいときでも
私は一人じゃない
んだって。』

  
痛みやストレスばかりに囚われて、
苦しんでいる人、
何も手につかないお年寄りが
たくさんいると思います

「物事の捉え方を
変えられるようなアプローチ
が出来れば、
もっともっと目の前の人を
笑顔にさせてあげられる」
と感じたプレゼンテーションでした



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