死ぬまで生きる -6ページ目

死ぬまで生きる

今年で40代になる主婦。人生の折り返し地点の年となり、今までの少し波乱万丈な半生を振り返ります。

つわりが辛くて

夫が仕事へ行ってからも

しばらく寝ていると

携帯がなりました。

 

母からです。

 

朝からなんだろうと出ると

電話は

となりのおばさんからでした。

 

「お母さんが灯油をかぶった」

 

え?

灯油?なんでかぶった?

はじめは意味が分からず

油まみれの母の姿を想像してしまいました。

 

が、すぐに

大変な事態になったと気づきました。

 

仕事の夫に戻ってきてもらって

私の運転はあぶないので

タクシーで実家に向かいました。

 

実家には

近所の人やら

警察官が何人かいて

騒然としていました。

 

裏庭の

建物の陰から

黒い塊が見えました。

 

母でした。

 

変わり果てた母の姿に

私は激しく動揺しました。