娘のために最初に買ってきた組み木の玩具はこのライオンでした。
その後、『小黒三郎の組み木』の本と出会ってからは、
組み木パズルの奥深さに魅せられて、のめり込んで行きました。
小黒作品の中で取り分けて好きだったのがこの「十二支」です。
タテ6×ヨコ10(比率)の長方形の中に十二支が納まっています。
図形やパズル好きの人ならもうお気付きだと思いますが、
ソロモン・ゴルムのペントミノ
の図形を使った作品で、
形の違う12の木片を見事に操って十二支を描き込んでいるのです。
どの図形がどの動物に合うのか。こうして出来上がったものを見てみると、
余りにも自然体なのでスンナリと湧いて来たようにも思えるのだが、
タツやイノシシなどに苦労したことが本の中で語られています。
それぞれの特徴を捉えたユーモラスで愛おしくなるデザインの動物たち。
もうここまで来ると玩具の枠を超え美術品のようです。
嬉しいことに、家の隣りのIkawaさんは糸ノコを手先のように操る仏壇職人でした。
この話を持ちかけると一つ返事で作ってくれたのがこれです。
台座の細工にも職人の味が滲み出ています。材料は地場杉です。
木箱保管のお陰だろうか、25年も経っているのにきれいにいてくれました。
作者小黒さんの「私の作品が親や教師の手で作られ、子どもたちに使われ、
遊ばれることは私の願うところでもあるのだ」という考え方がなかったら、
子育て時代の組み木の思い出はこんな風にはならなかった。
図面公開に今更ながら感謝する次第です。
次の年、この図形が我が家の賀状を飾りました。 つづく!
★小黒三郎の組み木のウェブサイトはこちら → 遊プラン
●十二支
(立体にも組めるポリキューブパズルです
)
(S.Tomita)