『天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~』を観てきた。

今季一番の問題作かもしれん!
国民的不条理ギャグマンガと国民的感動作をくっつけるのは、色々大丈夫なのか!

あのね、フランダースの犬のネロの最期はこっちの方が割と人間的で自然な感情よね。
あっさり天国に行けるか!と思うのも道理。
そりゃ、復讐したくもなるさ、自分を差別し侮蔑し生きている人間たちに。

でも、その侮蔑を侮蔑と感じず、太陽を西から昇らせる仕事をしているバカをみたら、どう思うだろう?
たぶん、バカだと思う。それは明らかな侮蔑だ。
バカか、と言うとそのバカは、
バカじゃないのだ!
と叫ぶ。そして、地球を逆回転させるために、大地に杭を打ち、引っ張るのを手伝えと言い出す。
もう、何から何まで常識の尺度で測れない。

僕は、バカボンのパパの「これでいいのだ」と言う台詞は、一件落着とかめでたしめでたしとか、結果オーライとか、場合によっては諦めの言葉だと思っていた。
でも、この作品を見て少し解釈が変わった。
「これでいいのだ」は赦しの言葉なのだ。
色々あって、色々やって、それで出た結果ならどうあろうと、それを受け止める。
それがどんな奴でも、それを受け入れる。
「これでいいのだ」

ちょっと泣けるけれど、徹頭徹尾ボケとギャグが満載。
フラッシュアニメで無茶をする。そんな作品。

鼻くそが、無い!