『摂氏100℃の微熱』を観てきた。
ちなみに舞台挨拶付(妹の分もチケット取ったったのに、彼女は用事でキャンセル)。

映画はザックリ言うと、まさしくシンデレラストーリー。
男目線やからかな?主人公の千波は恋人に対して、ちょっと酷やなぁ。。。と思う面も。。。
この映画の通奏低音としてあるのが、阪神・淡路大震災。
自然の圧倒的で非情な暴力はすべてを壊していく。そして二度と元には戻らない。
千波はその余韻に苦しむ。

被災者、とまでは行かないけれど、当時僕は小学6年生で大阪にいた。
慌てふためく母の叫び声と(あ、このまま天井が落ちてきて死ぬかもな)と思ったのを覚えている。
地震の精神的なダメージは10年以上経ってから出てくるという。
復興に向けてやみくもだった時期を過ぎ、ふと過去を見やったときに虚脱感が出る。失ってしまったものに目が向いてしまう。そうなったときに、ポッキリと心が折れるのだ。
街の復興は終わったけれど、心の復興はまだまだなんだろうなと思う。
きっと、千波のような子供もたくさんいるはずだ。
彼や彼女たちの心を想像出来るか?「分かるよ、その気持ち」と言えるか?
東日本大震災でも、本作品や『その街のこども』などで描かれるような、少年少女が居る。
僕は彼らのことを本当に想像することが出来るだろうか?

先にも書いたけれど、この映画は純愛ラブストーリー。
まぁ、出来すぎといえば出来すぎな流れやけれど、見ていて心地いい。
心地いい居場所を見つけた千波は、名のとおり幾千の波あれど、幸せな人生を過ごしていくのだろうと思う。


さて、舞台挨拶に関して。
やっぱり可愛いね、平愛梨さんは。すごいよ、舞台がパッと色づくね。
女優さんの舞台挨拶は何回か見たことがあるけれど、華と言う点では一番。バラエティーとかもやってるからやろうか?
岡本浩一監督。普通の人。監督さんって普通の人が多いのね。。。木村大作さんだけはパンチ効いてたけど。
遠藤要さん。ご結婚おめでとうございます。作品の中のように浮気はしないようにしてください。