『もらとりあむタマ子』を観てきた。

こういう感動とかアクションとかが無い映画というのは、映画館で見るのが一番良い。

自然消滅していくようで、涙も出ない。
それでいて、確かに共感できて心に残る。
こういう作品は、かなり稀で、個人的にはとても好き。


モラトリアム :moratorium。
猶予、といった意味合いを持つ言葉。

猶予はしてもらうものなのに、なぜか猶予して欲しいわけじゃないのに猶予されちゃってる。
何もしなかったら怒られて、
そこから抜け出そうと、ちょっとやる気を出してみたらテンで空振りで、
でも、何かの拍子で、いきなり猶予は打ち切られる。
「人は追い詰められないと動かないものだ」と言った先生がいたけれど、それと繋がっている気がする。
個人差が大きいものの、基本的に人は腰が重いもので、「あーあ、動かなきゃなんねぇのか。。。」なんて、ため息をつきながら動きだす。
学校、仕事、家事。受験、就職、結婚。
どれもこれも「よっこいしょ」の感じがする。
こう見ると人生なんてモラトリアムと執行の繰り返しなんだなと思う。