「登録建築家」と「既存住宅状況調査技術者」
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年にあたって今年の抱負を書いてみます。
今年は、建築を作ることに加えて、建築をつくるまえに広がる、もっと幅広い仕事をやってみたいと考えています。
社会や環境、福祉やまちづくりなど、さまざまな視点で考え、公益性のあるプロジェクトの企画立案など、実現していくための、建築的な企画立案のお手伝いをさせていただければと考えています。
自分は、2017年から、自分は日本建築家協会の登録建築家になりました。
設計事務所としては独立してはや20年。いままで、自分がより良いと思われる、さまざまな建築を作ってきました。
昨年は、「既存住宅状況調査技術者」の資格を取得しました。これからは、既存建築物の価値を図り、維持管理を促進する仕事も大切にしていきたいと考えています。
一級建築士であると同時に、自分は「建築家」であること、も大切なことだと考えています。
建築家とは、社会的な視点を持ち、さまざまな技術、職種を統合して依頼主の信頼にこたえるとともに、社会的責任を果たす専門家である、と思っています。
建築作品を全国的な雑誌メディア等で発表する、という条件もありますが、作品性が一番大切というわけではないと思います。これからの時代において、幅広く、自然環境の持続性を尊重すること、社会・文化的なさまざまな資産の保全、発展に努めること、安心、安全な生活環境を作ることなど、公益性、社会性を重んじた仕事をすることがミッションだと思います。
また、施工者から独立した立場によって、発注者と社会の利益を守ること、建築や環境の設計理念を統括し、一定のクオリティー、芸術性も大切にしながら、文化的価値のあるものを実現していくために力を尽くすことは建築家の大切な目標であり、特性でもあります。
建築家であることと「まちづくり」は、公共に寄与する、という点でとても密接につながっていると感じます。
そのような職業として、様々な専門家、権利者、依頼者様と協力しながら、パートナーシップを大切にして、社会や未来、建築を深く考え、ひとつひとつの建築に愛をこめて、仕事に専念していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

