MASセミナー #17 開催レポート20141213 | 建築家 田口知子の日常をつづったブログ

MASセミナー #17 開催レポート20141213

先週の土曜日、MASセミナーを開催しました。今回から、「みんなで考える町と建築の未来」というテーマで、渋谷区外苑前の、日本建築家協会・建築家クラブで開催しています。これからの街や建築に必要なことを、参加者のみなさんと、対話型セミナーで一緒に考えてみましょう、という企画です。

そのときの様子を写真で紹介します。


今回のテーマは「癒される街・建築とは何か」です。

今回は4人の建築家がそのテーマについて10分づつ各自の考え、街や建築への想い、考え方を、お話ししました。今井氏は人の記憶がもつ、癒しの意味について。大倉氏は自然のある風景の大切さ水と緑の効果について、連氏は、時間の継続と参加型のまちづくりについてお話しされました。私は、癒しの建築としてイギリスのマギーズ・センターのあり方と建築、日本の「暮らしの保健室」のお話しをしました。地域開かれていて、WELCOMEされる場所。
誰でも予約無しで立ちよって、暮らしの相談ができる暮らしの保健室の話は、今の都市の孤立や高齢化の問題を解決するためにとても大切だという感想をいただきました。アンケートで「建築」というモノではなく、使われることによる人に与える効果についての話で、わかりやすく楽しめた」と感想をいただきました。自分の環境を見直してみようと思った、というご意見もあり、みなさんのアンケートをうれしく拝見しました。
レクチャーのあとは、懇親会で、ワインを片手に、先ほどのレクチャーについて直接お互いにお話ししました。その場でも参加者とパネリストがいろいろな話でもりあがり、親密な楽しいひとときを過ごしました。



レクチャーは、ただ座って聞いて帰るだけだと、すぐに忘れてしまう知識にしかなりませんが、自分が発言し、さらに懇親会で議論をふくらませる体験ができると、自分のこととして深く考えていただけるのではないかと考えています。そのうちに、身近な地域の中で何かやってみよう、と思える、そういう情報を提供できるセミナーにしていきたいと思っています。