仲道郁代さん(ピアノ)、岡本誠司さん(ヴァイオリン)、上村文乃さん(チェロ)のコンサートがありました。
私は3人とも、生の演奏を聴くのが初めて
【若き俊英と紡ぐブラームスの世界】
於 : 七ヶ浜国際村ホール
・ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」
・チェロソナタ第1番
・ピアノソロ 三つの間奏曲
・ピアノ三重奏 第1番
・アンコール G線上のアリア
ピアノ : スタインウェイ
ご挨拶のトークで初めて知ったのですが、仲道さんは宮城県七ヶ浜町とのご縁が長く、会場の七ヶ浜国際村の開館以来、毎年ここでコンサートをされていたそうです。
更に、子どもたちのための鑑賞会や地域振興の地道な活動も継続的にされているとのことでした。
穏やかな中にも芯の強さを感じるお話はお人柄を表しているようで、一人の自立した女性としても素敵な方だなと思いました。
ヴァイオリンの岡本さんは、なんと反田恭平さんのオーケストラでコンサートマスターをされている方❗
知らなかった〜〜
で、演奏についてはですね・・・
正直なところ、ブラームスって、私にはちょっと難しくて、残念ながら何も語れません( 情けない・・・😭 )
さてこの会場には大きなサプライズがありまして・・・・
演奏中は普通のホールでしたが、
アンコールの曲が始まると同時に後ろの壁がせり上がっていき、
なんと、全面に美しい七ヶ浜の海が見えるのです❗❗
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、後ろ全面がガラス張りなんですね。
アリアを聴きながら、客席の皆さんの視線は自然に海の方へ・・・
七ヶ浜は震災で甚大な被害があった町でもあり、ガレキの中から奇跡的に復活した傷だらけのピアノでも知られた町です。
仲道さんは、復興のためにとか頑張りましょうっていう直接的な言葉では語られませんでしたが、この小さな町でのコンサートを続けてこられたことがお気持ちの表れなのかなぁって思いました。
外には水を張ったこんなステージもありました。
あ、ステージじゃないかも。
建築作品かな・・・