先日スーパーの駐車場に車を停めて店に向かっているとトヨタの黒い高級ミニバンが障害者用スペースに停まった。車から出てきたのは若い母親と三歳位の子供。ん?と思って暫く見ていたが他には誰も出てこない。その親子はスタスタ歩いている。ジッと見ていたら母親らしき人が「何?何見てるのよ!」と食って掛かってきた。私は「いや、別に」と答えたが「空いてるんだからどこに停めてもいいでしょ!私の勝手でしょ!」とヒステリックに捲し立てて来た。

私はあぁ自分でもダメって分かってるんだなぁ、子供の手前ちゃんとすれば良いのに、バカだなぁと思いながらも立ち去ろうとしたが、その黒いミニバンから旦那らしき男が降りてきて「お前、なんや?文句有るんか?」と凄んで来た。

私も頭に来てしまい「おお、ここはオメーが停める場所じゃねーんだよ、どかせよ!」と言い返し睨みつけたら・・・三人とも車に乗り込み何処かに行ってしまいました。


近くで何人もの人が居て気まずくなったのかな?

知らないじいちゃんに「あんた、偉いわ!」と褒められましたが、何だか虚しい気分になりました。


私には車椅子の友人が居ます。

彼は車に車椅子を積み込み何処にでも一人で出掛けます。車から降りて車椅子に乗り換える時はドアを全開にするスペースが必用です。だから店の出入り口近くに広いスペースの専用駐車場が有るのに。


今空いているから良いんじゃなくていつでも開けておかないと困る人が居るのに。

分からないのか、分かっていても関係無いのか知りませんが、こういう大人が世の中をダメにしていると思いました。


勿論私も大した人間では無いけど「人として」恥ずかしく無い生き方をしたいと再確認した出来事でした。