京都の梅シリーズ 車折神社(くるまざき) | 京の一枚

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嵐山にある、芸能人がよく訪れる神社をご存じですか?。

そこは、京福電鉄「車折神社」駅前を下車すると、すぐ目の前にあります。

今回は、駅名にもなっている車折神社をご紹介します。




車折神社は、平安時代後期に実在した儒学者の清原頼業(きよはらよりなり)公をご祭神としておまつりしています。

そもそも、頼業公の菩提を弔うために建てられた廟がこの神社の前身だといわれています。

 

また、生前に頼業公が桜の木を愛でていたことから、廟の周りにたくさんの桜の木が植えられ、春になると桜の花が咲き乱れることから「桜の宮」と称されていました。

「桜の宮」が、なぜ車折(くるまざき)神社と呼ばれるようになったのかは…。

鎌倉時代、後嵯峨天皇が牛車で嵐山を訪れた時、神社の前で牛車の轅(ながえ:牛車をひっぱる部分)が折れてしまいました。

天皇はご祭神に気付かず前を通った非礼を詫びて、車折大明神の号と正一位を贈られました。

 

そのことから「車折神社」と呼ばれるようになったということです。




 

■アクセス 

京福電車「車折神社」駅下車 徒歩すぐ

市バス・京都バス「車折神社前」下車 徒歩すぐ 

■住所 京都市右京区嵯峨朝日町23番地
 
■拝観料 無料 

■参拝時間 自由(社務所受付9:00~17:30)
 
■お問い合せ 075‐861‐0039 

■URL http://www.kurumazakijinja.or.jp 

※写真は全て過去のものです。