京都干支にちなむ寺社 | 京の一枚

京の一枚

京都社寺・祭り・四季折々他

松尾大社(まつのおたいしゃ)にて、令和6年(2024年)の干支 「甲辰(きのえたつ)」を描いた恒例の大絵馬が、新年を迎える。

 

御祭神は大山咋神(オオヤマグイノカミ)です。大山咋神は「山に杭を打つ神」つまり大きな土地の所有を意味し「地主神」とされています。

 

そのため比叡山・延暦寺や、京の都の守護神とされてきました。

またこの地を治めていた秦氏に酒造りの技能者が多く、醸造に高い評価を得ていたことから、室町時代の頃から大山咋神を「酒造の神様」「醸造祖神」としても崇めるようになったと言われています。




■エリア名    西京区

■スポット名    松尾大社

■所在地    京都市西京区嵐山宮町3

■アクセス    阪急嵐山線松尾大社駅下車すぐ、京都駅から京都市営バス28系統または京都バス73・ 83系統乗車、松尾大社前下車すぐ、京阪三条から京都バス63系統乗車、松尾大社前下車すぐ

■拝観時間    平日・土曜(9:00~16:00)、日曜・祝日(9:00~16:30)

■拝観料    境境内自由(お酒の資料館は無料)

       ※庭園・神像館:大人500円、学生400円、小人300円

TEL    075-871-5016

URL    https://www.matsunoo.or.jp




天橋立は、宮津湾にある細長い砂州です。

長さは約3.6kmあり、幅は狭いところで約20m、広いところで約170m。

砂州全体に約6700本の松が生い茂っていて、実は歩いて渡れます。

宮城県にある松島、広島県の宮島と並ぶ日本三景のひとつとして知られています。

「天橋立」という名前の由来は、『丹後国風土記』によると伊射奈芸命(いざなぎのみこと)が立てておいたはしご。

天界と下界を結ぶために伊射奈芸命がはしごを立てていたが、それが海に倒れてしまい、細長い陸地になった……と伝わっています。

たしかに、天橋立は地図で見ると「なるほどこれははしごのようだ」と思える、まっすぐな砂州です。

しかし、少し高いところから見ると、天橋立はまた「龍」のようにも見えるのです。


※写真は全て過去のものです。