こんばんは 今夜の名盤 ソニー・ロリンズの名作『サキソフォン・コロッサス』
もし年配の筋金入りのファンに 「モダンIazz一番の名盤は?」とか「好きな盤?」と質問したら
多分この一枚だと思う 少なくてもトップ10入り モダンIazzの代名詞的名演
豪快で男気溢れる「男ロリンズ」のシンプルなワン・ホーン・プレイ
脇を固めるトミー・フラナガンのピアノ マックス・ローチのドラムス
選曲も最高 逞しいシルエットのみのシンプルなジャケット・デザインも最高 そんな一枚
Sonny Rollins - St. Thomas
You don't know what love is - Sonny Rollins
Sonny Rollins Quartet - Strode Rode
Sonny Rollins Quartet - Moritat (Mack the Knife)
Sonny Rollins - Blue 7
収録曲
1.セント・トーマス - St. Thomas(Sonny Rollins)
2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ - You Don't Know What Love Is(Raye, DePaul)
3.ストロード・ロード - Strode Rode(S. Rollins)
4.モリタート - Moritat(Brecht, Weill)
5.ブルー・セヴン - Blue Seven(S. Rollins)
演奏メンバー
ソニー・ロリンズ - テナー・サックス
トミー・フラナガン - ピアノ
ダグ・ワトキンス - ベース
マックス・ローチ - ドラム
サキソフォン・コロッサス(Saxophone Colossus)は、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが、1956年にプレスティッジ・レコードから発表したアルバム。発売直後から英米のメディアで絶賛され、ロリンズの名を一躍広めた。現在もロリンズの代表作に挙げられる。
ロリンズの個性である、温かみのある演奏が存分に発揮された内容で、ジャズ初心者に薦められることの多いアルバム。
自作曲「セント・トーマス」は、カリプソに影響を受けた明るい曲で、タイトルの由来はセント・トーマス島。ロリンズの母方がヴァージン諸島出身ということもあって、ロリンズも幼い頃からカリプソに親しんできたという。その後長きに渡って、コンサートの重要なレパートリーとなり、2005年に行われた最後の日本公演でも演奏された。また、ケニー・ドリュー、ジム・ホール、寺井尚子等、多くのアーティストにカバーされている。ロリンズ自身も、1964年のスタジオ録音アルバム『ナウズ・ザ・タイム』でセルフカバーした。
「ストロード・ロード」は、1980年発表のアルバム『ラヴ・アット・ファースト・サイト』にも、アレンジを変えて収録。「モリタート」は、ミュージカル『三文オペラ』の挿入歌をアレンジしたもの。
(ウィキペディア)