マッチ擦るつかの間海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや ≪寺山修司歌集≫より
おはようございます 「ナショナリズムってなんだろ」 この寺山修司の歌を読むたびに思います
「帰ってきたヨッパライ」で当時人気絶好調だったフォーク・クレセイダースのデビュー第2作
言うまでもなく「南北の分断と望郷」を歌った悲しい歌
作詞は朴世永 (박세영)、作曲は高宗漢 (고종한、1930年9月9日 - 2002年3月)。1957年8月、北朝鮮の朝鮮音楽家同盟機関誌『朝鮮音楽』8月号付録の楽譜集『8月の歌』(8월의 노래)にて発表された。
1958年9月の「朝鮮民主主義人民共和国創建10周年記念放送夜会」にて、ソプラノ歌手の柳銀京により初演され。なお1979年に音楽プロデューサーの李喆雨が作曲者の高宗漢とコンタクトを取り初演の音源を探すよう依頼したが、発見できなかった。
その後は長らく北朝鮮ではステージで披露されることもなかった。1978年に金洪才が管弦楽用に編曲したものが東京で開催された「朝鮮管弦楽集」で初演され、1987年には京都市交響楽団の訪朝公演で披露された。
(ウィキペディア)
ところが初回プレス終了直後突然のレコード発売中止と放送禁止 理由は定かではないけど
当時の朝鮮総連からとか「政治的配慮」 とも
そしてきょうの「歴史的会談」結果はどうなるのか?とりあえず今日はセレモニー 儒教の国同士の
ただ最終的にはどうなるのか?もちろん「アジア」の非核化と「南北統一」は誰もが願うこと でも
長かった戦後何十年のわだかまり その解決が オリンピックを境にしたほんの数か月
政治経験もなく 気まぐれに腹心はおろか 身内まで粛清してしまう
お世辞にも歳相応の自己管理さえ出来ていない体型の未熟な若いワンマン指導者
そんな事が可能だろうか? 僕の答えはNOです
そして真実はひとつしかない だから僕らはしっかり見守っていかないといけない
『片側』
ある事実のかたわらを
とおりすぎることは
そんなはずでは
ないようにたやすい
だが その
熱い片側には
かがんで手を
ふれて行け
事実は不意に
かつねんごろに
熱い片側をもつ
石原吉郎 詩集<水準原点>
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ
作詞:朴世永、作曲:高宗漢、日本語詞:松山 猛
唄:ザ・フォーク・クルセダーズ
1 イムジン河水清く とうとうと流る
水鳥自由にむらがり 飛び交うよ
我が祖国南の地 想いははるか
イムジン河水清く とうとうと流る
2 北の大地から 南の空へ
飛び行く鳥よ 自由の使者よ
誰が祖国を二つに 分けてしまったの
誰が祖国を 分けてしまったの
(間奏)
3 イムジン河空遠く 虹よかかっておくれ
河よ 想いを伝えておくれ
ふるさとをいつまでも 忘れはしない
イムジン河水清く とうとうと流る