立川談志 『まくら』名人 | 世界の歌謡曲

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その日の気分で 心に残る歌



そんなに熱心な落語ファンではありませんが 大学卒業して就職で上京して 職場の先輩に上野の『鈴本』に連れて行ってもらって感動して たしか若かりし頃の米丸師匠 先代の円楽師匠なんかが演目にあがっていたような記憶があります
でも一番好きだったのは 古今亭志ん朝・立川談志 『落語四天王』の中の2人 たまたまお亡くなりになる前の講座をたまたま住んでいた埼玉の地方都市のホールで拝聴 あの感動忘れません

立川談志師匠は超個性派 毒も強いし好き嫌い別れるかも もちろん「へそ曲がり」の僕は大好き
「まくら名人」とよく呼ばれます 「まくら」というのは下に解説ありますけど ひらたく言ううと ジャズの「アドリブ」クラシックだと「カデンッア」即興性とセンスが問われます
古今亭志ん朝師匠は熱狂的ジャズファンとして有名ですが 立川談志師匠は無類の歌謡曲ファンだそうです レコードも出されているようなので こんど探してみますね


【立川談志】 落語のまくら



※他に口座をひとつ と思ってアップしましたけど 前回の『饅頭怖い』同様「閲覧禁止」
YouTubeのサイトからは視聴できるので興味ある方はぜひ 「立川談志」で検索です


7代目(ただし自称5代目)立川 談志(たてかわ だんし、1936年〈昭和11年〉1月2日 - 2011年〈平成23年〉11月21日)は、東京府小石川区(現:東京都文京区)出身の落語家。落語立川流家元。本名、松岡 克由(まつおか かつよし)。血液型AB型。
古典落語に広く通じ、現代と古典との乖離を絶えず意識しつつ、長年にわたって理論と感覚の両面から落語に挑み続けた。古典落語を現代的価値観・感性で表現し直そうとする野心的努力が高く評価されたが、その荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく分かれる落語家の一人でもあった。落語のみならず、講談、漫談をも得意とするなど、芸域の広さで知られた。初高座は新宿末廣亭における『浮世根問』。
自ら落語立川流を主宰し、「家元」を名乗る。出囃子は「あの町この町」「木賊刈」(とくさがり)。5代目三遊亭圓楽、3代目古今亭志ん朝、5代目春風亭柳朝(柳朝没後は8代目橘家圓蔵)と共に「江戸落語四天王」と呼ばれた。
参議院議員(1期)、沖縄開発庁政務次官(三木内閣において36日間)、サイバー大学客員教授などを歴任した。
(ウィキペディア)

「マクラ」
本題への導入部である。自己紹介をしたり、本題に入るための流れを作ったり、また、本題でわかりにくい言葉の説明をさりげなく入れたりする。落語は「目の前の観客に対して語りかける芸能」である。一般的に、落語家はいきなり落語の演目に突入することはほとんどなく、まずは聴衆に語りかける雰囲気をつくるために挨拶したり、世間話をしたり、軽い小咄を披露したりしてから本題に入っていく。マクラは、噺の本題とセットになって伝承されてきているものが少なくない。
の果たす役割は、小咄などで笑わせて、本題の前に聴衆をリラックスさせる、本題に関連する話題で聴衆の意識を物語の現場に引きつける、「落ち (サゲ)」への伏線を張る、などが挙げられる。古典落語の演題の中には、現在では廃れてしまった風習や言葉を扱うものがあり、それらに関する予備知識がないと、話全体や落ちが充分に楽しめないことがあり、6代目三遊亭圓生は、このような「解説のためのマクラ」の達人であった。
優れた演じ手はマクラも個性的であり、工夫を凝らしている。近年は、マクラがそれ自体エンターテイメントになっているような「マクラが面白い落語家」が増えてきている。
(ウィキペディア)