『春の声』 キャスリーン・バトル | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌



『春の声』

1882年にヨハン・シュトラウス2世は、ピアニストであり親友でもあった当時71歳のフランツ・リストと即興演奏パーティで同席した時、余興でまとめ上げたといわれる。公開の初演時には、コロラトゥーラ・ソプラノ歌手のビアンカ・ビアンキのためにオーケストラ伴奏付きの歌曲として発表され、同年の3月1日にアン・デア・ウィーン劇場で行なわれ、大成功を収めた。当時ヨハン・シュトラウス2世も3度目の結婚で得た幸福感を味わっていたことが、曲名や曲想に反映されたという説もある。

今日では声楽なしのオーケストラによる短縮された演奏で行なわれているが、1987年のニューイヤーコンサートでは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮とキャスリーン・バトルによる演奏が行なわれた。当コンサートにおいてゲストを招く演出は、現在までこの1度きりである。
(ウィキペディア)

世界3大歌劇場というのがあります オーストリアの「ウィーン国立歌劇場」イタリアの「ミラノ・スカラ座」そしてニューヨーク「メトロポリタン」
「メト」で当時音楽監督だったジェームス・レバインの寵愛を受けるトップ・スター 輝かしい歌声と美貌で「メト」との蜜月は続いたのに・・・けんか別れ?その後どうしているのかしら?
コミュニケーション能力に欠けた?サラリーマンには向いてない?いや 他人事じゃない・・・
もちろん冗談だけど ちょうどクラシックに目覚めた時に出会って 随分夢中で聴いてました

デビューも遅くて アラフォー?でもホントに綺麗で清冽なリリック・コロラトゥーラ
黒人でしかも超美人 ちょっと当時ブレイクしました

冒頭の『春の声』 これはちょっと伝説です 晩年の「帝王」カラヤンが目を開けて笑ってる!!
それくらい「変人」を魅了する歌声だったんでしょうね 日本ではウイスキーのCMで『オンブラ・マイ・フ』がブレイクしたけど 僕はモーツアルトやロッシーニのオペラ・アリアが好きです



シユトラウス 『春の声』 キャスリーン・バトル~ヘルベルト・フォン・カラヤン
1987年、ウィーンフィル ニューイヤー・コンサート

Strauss - Kathleen Battle - Frühlingsstimmen - Voices of Spring


Beautiful opera singer Kathleen Battle singing wonderfully the waltz "Voices of Spring" by Johann Strauss II written in 1882. This was in 1987 in Vienna. Conductor is Herbert von Karajan.

ヘンデル 『オンブラ・マイ・フ』 (Ombra mai fù)



モーツアルト『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』



ロッシーニ 『セビリアの理髪師』
Kathleen Battle - Rossini: Una voce poco fa



キャスリーン・バトル(Kathleen Battle, 1948年8月13日 - )は、アメリカ合衆国出身のリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ歌手。

輝かしいリリック・コロラトゥーラの声質によって有名で、とりわけジェームズ・レヴァインに気に入られ、宗教曲や歌曲、オペラの上演・録音で共演を重ねてきた。力強い声ではないものの、魔笛のパミーナやドン・ジョヴァンニのツェルリーナ、ニーベルングの指環の小鳥役のような、清純可憐な女性像に特に適した声である。レパートリーは幅広く、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ロシア語の歌曲を歌うことが出来る一方、美声に溺れて発音の正確さをないがしろにするとの批判もみられる。
オペラでは、また、宗教曲、ジャズ、スピリチュアルもこなし、グラミー賞を5回受賞している。
一方で、気難しく仕事相手にしにくいことでも有名で、声のイメージを覆すような数々の武勇伝を残している。往年のディーヴァを連想させる気性の激しさと気位の高さに加え、職員の酷使によって、ついにメトロポリタン歌劇場から締め出しを食い、レヴァインなどは、二度と共演を望まないと言って憚らない。しかしその後も演奏活動では活躍を続けており、アンドレ・プレヴィンと共演していくつかのアルバムを制作した。
(ウィキペディア)

コロラトゥーラ(イタリア語: coloratura)は、クラシック音楽の歌曲やオペラにおいて、速いフレーズの中に装飾を施し、華やかにしている音節のこと。具体的にはトリルが多用される。
これが使われている曲の中で特に有名なものとしては、モーツァルトの歌劇「魔笛」における第2幕の夜の女王(ソプラノ)によるアリア『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』がある。ロッシーニの歌劇「セビリャの理髪師」第1幕第2場でロジーナ(メゾ・ソプラノ)が歌う『今の歌声は (Una voce poco fa) 』も有名
(ウィキペディア)