ジャズレーベル④~「アトランティック」 | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌



「アトランティック」というレーベルはソウル R&Bそしてジャズを中心とするレーベル
ジャズ以外では アレサ・フランクリン オーティス・レディング レイ・チャールズ・・・
なのでどちらかというと 黒人中心で濃くてパワフルで・・・そんな感じ

①『ロンリー・ウーマン』という曲はオーネット・コールマンの『ジャズ来たるべきもの』という歴史的名盤冒頭の曲 いわゆるフリージャズ宣言とでもいえるアルバム
従来のコード進行の束縛から解放された「ゆらゆら揺れる」音楽 でも今聴くと妙に心地よい

②マイルス・バンドを脱退したジョン・コルトレーンの記念すべき「独立宣言」のようなアルバムです まさに大いなる第1歩? この頃のコルトレーンはカッコ良かった!!
この後「インパルス」レーベルに移籍 「神の国」を求めて前人未到の音楽活動で命削って・・・

③ローランド・カークは盲目の天才マルチリード・プレイヤー このブログでもご紹介
奇抜な風貌奏法とは裏腹に 彼の音楽はほんとうに純粋で美しい 彼の最高傑作アルバム

④MJQはちょっとこのレーベルには異色のユニット
まるでクラシックの室内楽のような 格調高く洗練された独自の音楽世界



オーネット・コールマン 『ロンリー・ウーマン』
Ornette Coleman - Lonely Woman



ジョン・コルトレーン 『ジャイアント・ステップス』
Giant Steps



ローランド・カーク 『溢れ出る涙』
Roland Kirk - The Inflated Tear



モダンジャズ・カルテット(MJQ) 『フォンテッサ』
The Modern Jazz Quartet, "Fontessa"