Jazzスタンダード㊱~『酒とバラの日々』 | 世界の歌謡曲

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その日の気分で 心に残る歌



 『酒とバラの日々』 Days of Wine and Roses

こんばんは 野球を語る時と音楽を語る時と 人格変わるらしいです 今日はゲームないので 音楽

曲を聴いていていて 「楽しい!」とか「ロマンチックで素敵♥」とか思っていても 例えば先日ご紹介したコール・ポーターの『ラブ・フォー・セール』がコール・ガールの歌だったりとか・・・この曲も・・・
実はこの曲も とても切ない歌 元来「スタンダード・ナンバー」というのは ミュージカルや映画のテーマ曲・挿入歌だったりすることが多いので いろんなストーリーとかひきずっていたりとか・・・
でも 別にそんなこと知らずにいて 「楽しい!」とか「ロマンチックで素敵♥」とか楽しんでも全然問題ないし・・・むしろ そっちのほうが・・・
とても切なくて 考えさせられる映画なので 観たことないけど 言葉に起こすの辛くて ウィキペディアとかから 引用編集で紹介します 人気曲で オスカー・ピーターソンはじめ多くの とゆーか レパートリーにしていないミュージシャンはいないと思います 名曲です


【曲について】
酒とバラの日々(Days of Wine and Roses)は1962年制作のアメリカ映画。ジャック・レモン主演 
徐々にアルコールに溺れてゆくカップルを描くドラマ。ヘンリー・マンシーニ (Henry Mancini) 作曲の楽曲。

【映画について】
宣伝会社の営業部に所属するジョーは得意先のパーティーで大会社の秘書カーステンをセミ・プロの女と間違えて怒らせる。翌日、彼女に詫び、何度も食事に誘う。陽気で酒好きのジョーとは反対に、カーステンは甘党だったが強くひかれる。植物園を経営するカーステンの父エリスに報告に行くが、不機嫌な父の顔を見て生まれて初めて自分から酒を求める。幸福な月日が流れ、女の子デビーも生まれる。
ジョーは酒の上の失敗で減俸され、出張が多くなる。淋しさから少しずつ飲むようになったカーステンは酔い潰れてアパートを火事にし、この事件でジョーはクビになる。ジョーは次々に職を変え、妻も飲酒がひどくなる。2人は禁酒に失敗。貧民街に移った一家は父の植物園で働くことになり、健康も回復。しかし、こっそり持ち込んだ酒で2人とも酔い潰れ、ジョーは強制入院。破滅を悟ったジョーは断酒会の集会に出るようになったが、妻はアル中を認めず、家出し自堕落な生活を送る。やっと妻を見つけたジョーは妻の懇願でまた酒の虜になる。断酒会の補導員は彼女をエリスに預け、ジョーが更生するまで会えなくする。1年経ち、真面目に働き、小綺麗なアパートに住むジョーの所に妻が現れる。自分をアル中と認めない彼女はジョーの言葉に絶望して去る。デビーが「ママはよくなるの?」と尋ねると「僕が治ったろ」と答える。でも、妻の行く先にはバーの看板が見えた。

映画のスチールを背景に しっとり歌うのは ジュリー・ロンドン
そして ハーモニカのシールスマンスと ビル・エヴァンスとの傑作 『アフィニティ』からの1曲 ほんとに彼のハーモニカは 言葉にならないくらい美しい
こういう演奏聴いてると 音楽なんだから 詞とか能書きなんていいのかな なんて思ったりして・・・


ジュリー・ロンドン
Days of Wine and Roses (酒とバラの日々)-Julie London



The days of wine and roses
Laugh and run away like a child at play

酒とバラの日々は、
戯れる子どものように、
笑いながら駆け抜けていく。
野を走り、閉じかけの扉をめざす。
「二度と開かず」と刻まれた扉。
そんな言葉、前にはなかったのに。

孤独な夜は、吹き抜ける風のように、
溢れる思い出の数々をよみがえらせる。
あの光輝く微笑みに始まった、
酒とバラと、そしてあなたがいた日々を。


http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20060728

トゥーツ・シールスマンス&ビル・エヴァンス
Toots Thielemans Bill Evans - The Days of Wine and Roses.wmv