拡張型心筋症の免疫吸着療法 体験記 (5) | paruのブログ

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ビックリ! 拡張型心筋症になっちゃった!

長くなっていますが、

当時の状態を知って頂いたほうがいい

と、思いますので

もう少し

お付き合いください。




アーチストなどの投薬治療のお陰で

退院後

EF=15%程になりましたが、

呼吸の苦しさは続いていました。



お箸も、プラスチックに変えるほど

指が痛かった。


 あまりに痛くお箸を使えなくなってからは

 プリンなどに付いてくる軽~い

 プラスチックのスプンで食事するようになりました。


指の血管がハッキリ見えるンです。




しかも、

血管は青く、浮き上がって「つまむ」ことが、できました。



心臓が弱っていて

指先まで充分な血液を送れないから

あれほど痛かったのかな?と、

今になって想像してます。



あと、



話したい気持ちはいっぱいなのに、

単語でしか話せない。



息を吐きながら話すケド、

話す間は、吸えないのが苦しくて

短い単語を、小さな声で言うのが精一杯だった。



何もしなくても、

常に、首を、ゆる~く絞められているような息苦しさ



寝ても、起きても、一日中苦しい。



靴下のゴムも苦しくて、

夫の大きな靴下で過ごしていた。



ジャケットや、カーディガンでさえ重く

重さの分、息苦しい。



歩けない。


歩こうとすると、足を上げた瞬間、

心臓がちくっと、針で突かれたような痛みを感じる。


右・左・右・左・・

足を上げるたびに

心臓がちくちく突かれる・・だから歩けない。


足を上げている間血管が収縮するからだったのかな・・?


心臓は痛みを感じない臓器だと聞くケド

あの痛みはなんだったンだろ・・?


あと、

家庭用の血圧計で、測るようにしていたのですが、

「不規則脈波」 という表示が出て

全く計測出来ませんでした。


10回測ると、10回

「不規則脈波」という表示になるんです。


壊れてるんちゃう?とか言って

夫が測ると、

きちんと表示されていたので、

機械の不具合ではなかったハズです。

いったいどんな脈だったのやら・・

不整脈で計測できなかったのか

脈が弱すぎて測れなかったのか

何だったンだろ



今、思いだせるだけでも

ざっとこんな感じで暮らしてました。



心不全や

拡張型心筋症以外の理由で

出ていた症状もあったのかもしれませんが、



食事に睡眠、排泄入浴・・

全てが


しんどいと言えばしんどいし

挑戦だった気がします。