拡張型心筋症の免疫吸着療法 体験記 (4) | paruのブログ

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ビックリ! 拡張型心筋症になっちゃった!

入院中は、日に何度か
血圧測定、酸素濃度、脈拍等を測りに
看護師さんがきてくれましたが



目をつむって集中して
ぎゅっと握ってやっと・・という感じでしたので、
毎回
看護師さんの指の形が手首に残って
痛かったのを覚えています。



脈の回数は、
何度聞いても教えてくれませんでした。



大部屋で、
他の患者さんの時には
コミュニケーションを取りながら
「はい。○回」
とか言うのに、
私の時には何にも言わず
聞いても教えてくれないのですから
変ですよね~



教えてくれないと知りたくなり
自分で手首を握るのですが、
脈を感じることができませんでした。
脈を感じられない・・どうして・・?
夫にも頼んでみましたが
夫が手首を握っても
やっぱり脈を感じることはできませんでした。


脈が弱く、少なく、飛びまくってるんだろうな と、
そんなコトや、
看護師さん達の様子で感じていました。




入院中様々な検査をした後、
心臓移植の適応になるが
申請するかどうか聞かれました。





夫とも相談した上で
受けないことを選択し、
退院しました。





受けない選択をした理由は、
いろんな気持ちが合わさったものでしたが、
やはり、
障がいのある息子のそばに居たい。
というのが大きかったと思います。



結果的に、今、急いで家に帰ることで、
私の命が終わり、
息子のそばに居られる時間が
少なくなったとしても、



そうなるまでの間に、
私が居なくても
息子が生きていけるような準備、
サポート体制を取ることを選択したのです。



その当時も今も、
移植に反対するような気持ちを
持っていた訳ではないです。