報告は直ぐに男に伝わった。




ユ・ウンス…まさか…こんな事が

有り得るのか?同じ時代に生まれ変わった?


「母の手術をしたのも、この女医か?」



「いや、かなりの腕らしく、当時は

アメリカに呼ばれていた。

2週間程、ニューヨークで手術してた

ようだ。どうやら、この女の手術を

横取りして、論文までも自分の物に

していたのは、あの院長だ!」


「この女の行動を把握してくれ!」


「ああ、簡単だった!ほとんど

教授室にこもり、手術がある時は

手術室だ。真面目に家に帰るが、

たまにとあるバーに行って、

午前0時には、帰る!」


「とあるバー?」


「財閥の坊っちゃんや嬢ちゃんが

集まるバーだが、一人でカウンターに

座って、マスターと少し話すだけだ。

シーバスのロックを5杯飲むと

帰るという謎の美女で、男達は、

釘付けらしい。」


「そのマスターとは?」


「此奴も謎の男だ!ただの趣味で

やってるようだ。で、どうするんだ?

この女に痛い目にでもあわせるのか?」



「いや…ご苦労だった」


男は金を置いて出て行った。




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衝撃的なので、苦手な方はスルーして

下さいm(_ _)m