私: センセ? オペしたら その後は??
   歩けるようになりますか?

センセ: なりますよ、 ガッシリ固定しますから (笑)

私: 歩けるようになるなら やっちゃってくださいっ
   オペのスケジュールとか??? 教えてくださいっ!


オペ前日入院→オペ直後シーネギブスにて固定→(抜糸は七~十日目)→
オペ六週目ギブスカット→ギブス半分にて包帯固定→二週後 
サポーターギブスによる固定(三カ月程)
リハビリはかなり大変だということ、、、など



私は息子の事が気になった、、、


生まれてから 離れたことなかったから、、、


大丈夫かなぁ、、、しかし、、、これ以上ズルズル行くわけにもいかず



私: じゃあ、、、一日も早くオペお願いしますっ!

母: !!!!!

 

センセ: わかりました、、、(オペ室の空きを確認)

      一番早いので 二十一日です 

      この日に予約入れときます 前日入院してください
      入院のことは後で看護婦の方から説明があると思います

私: はいっ!

センセ: あと、、、オペのことなんですが ご主人の方にも
      説明しといた方がいいですね
      オペにかなり リスクある方のようですし、、、
      通常は 簡単なオペなんで スポーツ選手の方とかの中には
      日帰りでオペ受ける方もいるんですが、、、
      今回の場合は 日数もギリギリですし 状態も重度ということもあり
      それと、、、リスクを考えると、、、(難しいカオ)
      オペ後二、三日は入院してもらいます、、、念のためにね、、、


私:それでも 一生松葉杖生活は困るので やっちゃってください!!!

母: 、、、、、、、、、、

センセ: わかりました、、、 じゃあオペ前の ご主人の都合のいい日に
      もう一度来てください、、、 わたしの方から説明しますので、、、

私&母: よろしくお願いします、、、




四月十六日


夫とオペ前の説明を詳しく確認


オペのリスクというのは、、、たぶん麻酔の関係


腰椎の麻酔、、、オペ直後から悪寒+吐き気+高熱
 

それも 半端なものじゃない、、、
 

お産の時 複式帝王切開術を受けたときも かなり危険な状態になった


持病も含みで、、、
 

お産専門病院だったけど 前代未聞の患者となった (ギネス?)

 

そして、、、


そういうことも 踏まえて、、、


血液検査を中心として入院前の検査は足だけではなく 


徹底したものとなった
 

看護士&医師の体制も万全に準備すると言われた

のはず、、、だったんだけど?


入院前日病院側から

事務: 明日入院というとで 確認の電話です
    十時までに外来受付にいらしてください
    入院手続きをしてもらいます、、、

ずいぶん丁寧な対応だなぁ、、、と好印象

その日の夕方


某チャからの友達から メッセがきた

 
入院決定したことを伝えると


友: ありゃ、、、ちよっと連絡するの遅くなったかな
   墨田区なら ○島病院か ○愛記○病院がいいって、、、聞いてさ、、、

 

 

と、心配して調べてくれたらしい


とても感謝している


 

それでも 日数の関係で一日も早く、、、

 

そんな状態だったこともあり、、、明日入院することを伝えた
 

友: がんばって 治してこい

 

と、力強いエールを送ってくれた



当日

某チャの時からの友達に

 

友: 入院中は 暇だろうから

 

と、パソコンを持ってくことを勧められてたので


先生に相談したら ニコニコOKしてくれた

 


しかし、、、


看護士に確認したら日/200円の電気使用料請求すると言われ


病室に案内されて、、、つくづく、、、パソ持ち込んでよかった、、、と実感


外来は綺麗に整備されてて 新しい病院のように見えたけど、、、

けど、、、

設備が、、、ボロッ、、、

テレビも壊れていた、、、 (大丈夫かなぁ、、、と不安)

ベッドは まぁまぁ、、、

病棟は一般病棟となっていたけれど、、、

内科も 整形外科も みんな患者さんごっちゃ、、、

しかもお年寄りが多すぎる、、、

個室をお願いしたんだけど 個室=2人部屋しかなかった

で、、、この階 男性ばかり、、、

ここの部屋だけかな、、、おばぁちゃん一人と私のみ、、、

同室のおばあちゃん(83歳)は 悪性貧血+風邪だと言った

風邪って、、、ぉぃぉぃ、、、明日オペなんですが?

他の階も似たような感じ?、、、お年寄りしかいないとか、、、

なんか、、、ちょっと、、、とても不安になってきた、、、

父: 家の近くの 〇仁病院に似てないか???(ボソッ)

私: 、、、、、(言わないようにしていたのに、、、)

夫: なんか、、、ぼろっ、、、(あはは、、、)

私: 、、、、、、、(言わなくていいのに、、、)


大丈夫かなぁ、、、 ただの捻挫だったりしたら、、、

 
ねぇ、、、(思考回路停止)


と、、、いうのも


ネットの友達にケガのこと 入院のこと話したら


ここの病院ではなく 別の病院を勧められたんだよね、、、

 

この時 けが当日みたいに、、、漠然とした不安感を感じていた


ややして、、、

病棟看護婦登場

いよいよオペは明日と言うことで(しかじか 病棟 病室の説明なんたらかんたら)

その数分後、、、担当医師センセ登場


明日の予定などを ひととおりおさらいした



私: ほんとに。。。大丈夫ですよね???(失礼を承知で、、、)


センセ: 、、、、、んー 不安のある中でオペしてもねぇ、、、 やめます???

私: 、、、、、、、

センセ: 考えてみてくださいね、、、 まだ時間あるしね、、、

私: 、、、、、、、

夫: でも やんないと歩けないんでしょ?

私: 、、、だよね???

センセ: ですね (笑、退場)


設備=医者の腕、、、違うよねぇ(失礼)



そして 夕方

オペの化膿止めということで 点滴がはじまった+通常の食事


夜八時以降は水分ダメとのこと明日は絶食、、、


点滴の針刺すのに、、、ムダに五回刺された、、、(下手)
 

それでも、、、



私: ごめんなさいね、、、刺しにくかったでしょ?

看護婦: 、、、、、、、汗


点滴だけで することもないし、、、

 

パソでゲームやったり、、、アルバム整理したりしながら過ごした
 

とりあえず、、、食欲はゼロ


オペ当日朝、、、

相変わらず点滴、、、


朝一でオペ入る予定が 大幅に時間が遅れた (理由はわからない)


昼前になって ようやく呼ばれた


オペ室へ行く直前 腕に二本 ブスッ!!と注射


これが 看護婦めっちゃ下手で、、、


二本打つのに、、、 刺さらなくて 余分に三回刺された計五回


、、、だから、、、いたいって!!

オペ室、、、入ってから、、、



オペ室助手さん: 患者さん!! すいません!! 指輪はずしてください!!

私: 、、、、、、、(ぼぉっ)、、、、、、、

付き添い看護婦: !!! (なかなか外せない看護婦)

 
身に着けてるものを一通りはずさないといけないって説明なかった(苦笑)

腰椎麻酔なので しっかり聞こえる状態の中でのオペ


補聴器は外さなくても いいと言われた


寝てる間に チャチャチャ、、、とやってほしかったなぁ、、、(コワイ)

麻酔の後 感覚が鈍くなってるか確認されたのだけれど、、、


センセ: 氷、、、ありますか?

オペ室助手: 氷??? ないですねぇ、、、 作ってないですよ???

私: 、、、(ないって、、、コンビニで買って!っ言うのかなぁ?) 

センセ: 、、、、、、、じゃぁ、、、いいです、、、

私: (いいですって、、、必要なんぢゃないのぉ?)


何かで足を突っつかれる、、、いっ、、、たぃっ、、、


センセ: これ 痛いですか?

私: 痛いですっ!!!

(数十回、、、繰り返し)


麻酔が効いてきたのを確認してオペ開始

センセ: では 今からオペをします
             頭 なるべく動かさないようにしてね
            そうすれば 麻酔で気持ち悪くなること防げるからね

私: (声だけ)はぃ、、、

チクチク、、、 コンコン、、、 ツキツキ、、、 そんな感じ、、、


足の付け根を締め付けられて 体中にいろんな器具つけられて


あ~ オペしてるんだなぁ、、、って


自分の心臓の音だけ 大きく聞こえる



ピコーン! ピコーン!

 

私は軽度だけど心雑音持ってる、、、


時々 ピコピコ、、、、、ピコーン!って 聞こえる部分がある


その音がオペ室に響いていた、、、

センセは担当以外に 他に二人、、、


助手さん入れて五人、、、 静かだった、、、

担当補助医師: こりゃあ、、、ひどい、、、痛いわけだ、、、

聞こえなくていい会話に限って しっかり聞こえる、、、

聞き取れたのは これぐらいかなぁ、、、

 


あとは 担当の先生の指示専門用語、、、


どれぐらいの時間だったのかな、、、


無事にオペが終わった、、、 

 

シーネギブスというものを取り付けた足を目だけで確認



センセ: これで約六週間のギブス固定です
      予定通りですね、、、
      楽にしてください 病室に戻りますよ (笑)

私: ありがとうございました (寒気、悪寒)

   声を発した直後、カタカタと小さく小刻みに震えだした 

助手: !!!! センセ!!!

センセ: (落ち着いた様子) 寒気しますか?

私: きた!って感じです、、やだなぁ、、、

センセ: (落ち着いた様子)大丈夫! オペは終わりました
       ゆっくり~ 息を吸ってください~ 

私: (言われるがまま)深く息を吸う

センセ: はい、 いいですよ~ ゆっくりはいて~

私: はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、、、


一瞬だけど 悪寒がピタッ!と とまった、、、

センセ: 今の 繰り返してね~


私: はぃ、、、(このセンセすごいひとかも?)


病室に戻る間

 

すーーーーーーーっ、、、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、、、

 


これの 繰り返し、、、


ベッドには 電気毛布がセットされていた


足は感覚全くなし


痛みのないうちに 少し寝ておこうと思った

 

!!!! なんとなく、、、

       トイレ出たくなってきた、、、って、、、んんんんんん????


 

私の傍にいた看護婦さんに



私: すいません、、、トイレ出たくなって、、、

看護婦: え??? 管入ってるのに???(ベッド周り確認)


私: ですよねぇ、、、(てさぐり確認)ん?!!!!!!

看護婦: !!!!!!!!!!

 

私と看護婦さん ほぼ同時に気づいた、、、
 

私: 管、、、入ってません!!!!! (泣)

看護婦: ちょっとっ! まっててっ!!! (アセアセ、、、)

私: はぃ (泣笑)

 


ほんとに オペは大丈夫だったんかい?と 不安になってきた



廊下で 看護婦さんキャーキャー騒いでました(声がダダ洩れ)


しかし、、、

 

患者を前に焦る看護婦っていうのも、、、ねぇ

 

 

こっちの方が不安になるんですけど、、、っていうか笑ってる場合でもないか、、、

 


そうです、、、オペ室でつけるべきモノ


カテーテル(?)尿の管をつけるの忘れてオペしていのでした


オペ室で漏らしたらどうなってたことやら、、、(苦笑)


麻酔されていても出たいのはわかるものなんですねぇ、、、


ある意味 貴重な体験となりました


慌てて戻ってきた看護婦さんは尿便っていうのかな、、、

 

看護婦: 容器で出来ますか?

 

申し訳なかったけれど、、、

 

寝ながらって 出ないものなのですね、、、


おなかがパンパンになって 膀胱が破裂するんぢゃないか状態で


苦しいすぎて無理でした、、、で、、、管を差して尿便で受ける感じの処置

 

痛くて破裂するのかという思いをしました


ある意味 こっちの方が辛かった


 

今後はオペ室で 管の確認したいと思います(二度と嫌)

オペが無事に?終わり、、、担当のセンセ 病室登場


オペの報告&今後の治療の方向の説明


でも、、、

ここでも ネタなんじゃあないかということを

 

再び提供してくれました、、、

 

 

(つづく)