--------------------------------
物件A (わたしたち夫婦の推し物件)に
向かう車内で、
「物件C(義父の推し)の内覧には行かない」
と言い切った旦那さん
※義父が勝手に内覧予約した物件C
※わたしは状況的に行くだけ行った方いいと言ったのだが汗
案の定、義母にブチ切れられる。
義母:
何をバカなこと言ってるのあなた達‼︎
お父さんがあなた達のために
一生懸命探した物件なのよ‼︎
行かないなんて。ありえないでしょ‼︎
お金出してあげないわよ‼︎怒
‥‥車内の空気地獄 ←白目
(心の声)
いやいやいや‼︎あなた達⁈
バカなことを言ってるのは
あなたが育てたバカ息子だけだ
わたしを含めないでくれ‼︎涙
→わたしは濡れ衣を着せられた涙
この空気やばい汗
旦那さんを物件Cの内覧へ促さなければ‼︎
それにわたしの濡れ衣も晴らしたい‥
でも旦那さんをちょっとは庇ってあげないと
帰宅後の冷戦確定→ストレス増大←避けたい
⇒嫁、自分の保身ミッション始動
旦那さんを庇いながら且つ
義父母にも寄り添うことが出来る言葉を
必死に探すけれど‥見つからず ←白目
全員無言のまま ←地獄
物件Aに到着〜
義父:
着いたよ。取り敢えず行きますか。
義母: ‥‥(無言)。※不機嫌
旦那さん: ‥‥(無言)。※不機嫌
わたし: ‥あ、ありがとうございます
既に物件Aの不動産屋さんが待っていました。
わたし:
おはようございます♡
よろしくお願いします♡
お話していた通り、
今日は主人の両親も一緒です♡
※なぜかオフィシャルモードオン逃げ出したい涙
不動産屋さん:
おはようございます。
お父さんお母さんもありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。
: どうも、お世話になります。
そしてまさか
ここで不動産屋さんから
衝撃の一言を頂戴する‼︎
不動産屋さん:
早速ですが、残念なお知らせがございまして、
これから内覧予定の(高層階)の物件A、
つい先ほど、別のお客様の購入申込みが入りました。事前連絡が出来ず申し訳ございません。
審査が通らないなど余程のことがない限り決まってしまうでしょう。
キャンセル待ちという形になりますが
このまま内覧でよろしいですか?
同じマンション内で3階の物件も売りに出ているので、そちらのご案内もできますよ。許可も取ってあります。
& :
えっ‥‥‼︎ ※絶句 & 硬直
:
そうなのか。
それじゃあもう高層階はダメだな。
3階見ようか?
: そうね。そうしましょ。
(心の声)
嘘でしょ?!ここまで来て先越されたーーーー涙
先週見た時に即決出来なかった我々が悪いか‥涙
いや、ホントは即決したかったんだよ‼︎
だけどウチは義父母にも見せないといけないから無理だったんだ。。。本当に最悪だ。
この上ない物件だったよさようならわたしの夢
思考停止。プツ‥
そして3階へ移動 涙
不動産屋さん:
こちらですね。
ここも角部屋で、
高層階の部屋と間取りは同じです。
フルリノベーション済みで内装も似てますよね。
:そうですね、いいですね。※白目
:広いな。
:あら、いいじゃない、素敵ね。
: ‥‥凄くいいんだよ、ココ。
でもせっかく買うのに低層階はなぁ‥。
※各々、口数少なくウロウロ見学。
部屋は素敵ですが
旦那さんは、低層階はイヤがるでしょう。
出来ることならこのマンションの高層階の部屋が
また売りに出た時に、買いたい。。。
でもそんなのいつになるか分かりません
40半ばの旦那さんとアラフォーのわたし。
互いに正社員で共働きですが
ローンを払うには年齢的にリミットが来ていると思っていて
1ヶ月でも早く支払いを開始しないと高齢者になってしまう
いつ売りに出るかも分からない物件を気長に待つなんて猶予はありません
これから、どうしよう。。。ショボーン
この時、先ほど自らの保身のためだけに
掲げたミッションなんて
すっかり頭から抜け落ち
3LDK内をフラフラしながら
思考停止していたわたし。
不意に、独り小部屋に移動し窓際に立ちました。
窓の外には、隣接するマンションや、
敷地ギリギリいっぱいに建てられた家々が見えます。
見たいと思う眺めではありませんでした。
すると背後からわたしを呼ぶ声。
:maru-nさん。ここは7〜8畳くらい?
‥ハッとして振り返ると義母でした。 こわっ
:あ、そうですね。いいお部屋です。
※まだ思考停止が解けていない
:
高層階が売れちゃって残念だったわね。
タイミングも大事なのよね。
‥‥。
それにしても、maru-nさん。
さっきの事だけどね。
お父さんにあんなこと言うなんて。
一生懸命やってくれてるのよ。
行かないなんて、ありえないでしょう。
出るものも出なくなるわよ。
もっとちゃんとしないと。
※ここで一気に思考停止解除。
物凄くイラッとしてしまいました。
(心の声)
なんなんだよ
なんでわたしに言うの?!
言うならあんたのバカ息子に直接言えよ‼︎
ク○ババァー
わざわざコソコソ言いに来たのかよ。
:
あの、すみません。
わたしにとってマンション購入のお話は
夢のような話です。
お義父さんにもお義母さんにもさんにも
とても感謝しているんです。
それなのに内覧に行かないなんて
そんなこと、わたしにはとてもじゃないけど
言えないですし、言える立場にもないですよ。
義母がわたしの言葉を信じるかは分かりませんが
わたしは本心で言いました。
濡れ衣も、晴らしたかったし。
⇒保身ミッションは遂行。
※そして旦那さんを庇わなかった。爆
:
‥‥そうなの?‥あの子なの‥?‥そう。
: ‥‥。 (無言)
この時、義母は悲しそうな顔をしました。
「あなたが育てたバカ息子の愚行ですよ」
と言ってやりたかったけど流石にやめました。
※旦那さんのためにも。
義母のためにも。
わたしの保身のためにも。←ココ
代わりに無言で、真剣な表情をお返ししました。
てゆーか!ちょっと待った!
義母 の「あの子なの?」ってなに?!怒
わたしが旦那に言わせたとでも思ってたのか?!
頭おかしい
旦那さんは確かにバカですが
この義父母に散々振り回されたことが原因で
あんなことを言ったのです。
ついでにそれも言ってやりたかったけど
これもまた控えました
: リビングに戻りましょうか。
: そうね。
リビングに戻ると
3人は物件の話をしていました
:
ここの建物はいい物件だよ。
造りもしっかりしてるな。
世帯数もあるな。ただ駅が遠いんだよ。
物件の価値はどうかなぁ。
※駅近物件大好き老人
※駅徒歩8分がどうしても気に入らない
←8分近いって。
:
ここは駅は徒歩8分ですが、
改札までとなると
10分はかかりますかねー。
仰る通り、駅から近ければ近いほど
価値が下がりにくいです。
:
本当にここの高層階の部屋を気に入って
住みたかったんですよ。
だから今日親を連れて来たんですけど
遅かったですね。
高層階を見ちゃうと3階はちょっと‥。
考えて、また1から出直しかなぁ〜。
※だよねぇーしばらく立ち直れない。
撤収‼︎
不動産屋さんにお礼を言って建物を後にし
義父に促され車に乗り込みました
:
残念だったなぁ?
タイミングってのがあるんだよな。
気を取り直して、また探そうな。
←優しい義父
: ‥‥‥‥あぁ。 ←おや?返事した。
:
物件Aはもう買えないんだから、
物件Cの内覧一緒に行きましょうよ、ねぇ?
←口調が優しい
:
‥‥そ、そうですよね。
せっかくだから行こうよ、さん。←棒読み
※義父母の意向を汲みバカ息子を促してみた
→保身ミッション遂行(一応)
:
えー‥‥、車乗っちゃったし‥
付き合ってもいいけど
物件C、俺は住みたくないし。
現場に着いても俺は車から降りないから
3人で見てくれば。
←どんなワガママ息子やねん‼︎‼︎‼︎ マジひくわ
:
じゃあ、行くか。出発するぞ
←ワガママ息子のワガママ発言をガン無視して
連れて行くスタイル。
息子の扱いに慣れているのか‥
:
行きましょうね。
:
‥お願いしまーす。 ←棒読み
: ‥‥。
物件Aが買えなかった絶望の中でしたが
義父母とわたしは
会話でリレーを繋ぎ
3人の暗黙のミッションでもある
バカ息子を物件Cまで
連れて行くことに成功しました。
: ‥‥‥‥(ホッ)。
さようなら愛しの物件A
早く終わらせて帰りたいよ‥
つづく 汗