「Hi!」
とにっこり顔;Dで手を差し出してきたのは担当の不動産エージェントの女性である。
名前を、何ていったかな……確かMabel(メーベルかマーベル)だったと思う。←綴り適当w
彼女の車に乗って最初に向かったのはKallang(カラン)という駅。
MRT、EastWest line(イーストウエストライン)10番目の駅だ。
EW10と表す。
ちなみにブギスはEW12である。
カランから少し車を走らせ辿り着いたそこは、規模でいうとやや大きめのコンド。
「とってもキレイよ
」と彼女は自慢気に言った。
その後小声で「少し高いけれど」と呟いたのを私は聞き逃さなかった

通された部屋はまるで、芸能人の家のよう!
床は大理石、ヨーロッパのシステムキッチン、3~4mはあるだろう高い高い天井、その天井で煌めく大きなシャンデリア……



あまりの豪華さに軽く眩暈がした(笑)
がしかし!
家具が、ない(゚-゚;;)
一般的にコンドミニアムにはオーナーが住んでいた頃の家具がそのまま置いてある(またはオーナーが新住人のために家具を新しく揃えてくれてある)ものだが、そこには冷蔵庫もTVもソファもダイニングテーブルも見事にな~んにもなかった。
混乱顔でメーベルを見ると申し訳なさそうにこう言った。
「ソーリー、家具は自分で買ってもらうことになるわ。家具抜きで家賃がS$1,800/1monthよ」
と。
1ヶ月1,800シンガポールドル(当時のレートで約126,000円)。
間取りは1LDK+S(←小部屋)だ。
すごい高い( ̄д ̄;)!!
前述のように天井は日本のそれとは比べものにならないほど高いし広さもそこそこあったと思う。
それにしても高すぎる。
土地の狭いシンガポールならではの住宅事情を垣間見た気がした。
「駄目だ、却下。断って」
後ろから声がした。
そう、今まであえて登場させなかったけれど、夫がいましたこの時は(笑)
彼はビジネスで何の苦労もしないくらい英語が出来TOEICも常に満点近い点数を叩き出しているのに、シンガにいた間ほぼ全てのこういった諸々の手続きをこの私にやらせたのですヽ(*`д´)ノ
英検3級の、知人のネイティブに「中学・初級レベル」と言われたこの私に!
ただ、「面倒臭い」という理由で……

まあそのおかげで早く向こうの生活に馴染めたので感謝しないといけないですね(^^;)
「S$1,500までだから。住みたいとこあったら自分で交渉してよ」
まるで親ライオンに崖から突き落とされた子ライオン状態の私は、電子辞書を片手に奮闘したのです。
どう考えても予算オーバーだったカランのコンドは諦め次はPaya Lebar(パヤレバ、EW8)へ。
ここでは2件のコンドを見たのだが、、、1件目でそれは起こった―――。
続くσ( ̄ー ̄;)