オープン | Bar Kokopelli【門真市幸福町 京阪古川橋駅】

Bar Kokopelli【門真市幸福町 京阪古川橋駅】

門真市幸福町のBar Kokopelliのブログです。2021年末にマスターが亡くなりました。ココペリの元専務松本多香子がココペリを継ぐべく奮闘いたします。暖かくお見守りください。

さてさてさーて、土曜日です
曜日感覚なくなってませんかー?
私はすっかりなくなってます
というわけでオープンです😎



連休って暇説あるんですよね
誰か助けてくださァい❗




本日は松本と、前半は瑠美、後半は行成がお待ちしております🐻💓




画像はクライヌリッシュ14年。


「クライヌリッシュ 14年」はスコットランド、北ハイランド地方にあるクライヌリッシュ蒸留所で造られています。

オイリーかつ華やかな味わいは、ウイスキーファンの心をつかんで離しません。

もともと日本では知名度が低く、モルトウイスキーファンだけが知るような通好みのスコッチでした。

しかし、昨今のウイスキーブームで知名度が徐々に上がってきており、人気の銘柄のひとつとなっています。

ちなみに蒸留所を所有しているのは、世界一の酒類メーカーであるディアジオ社です。


北ハイランド地方に、ブローラという町があります。

近くにブローラ川が流れており、サーモンフィッシングのできるリゾート地としても、その名が知られています。

そんなブローラに1819年、サザーランド公爵がクライヌリッシュ蒸留所を創設しました。

蒸留所を創設した理由は、領地で収穫される大麦の消費と密造酒対策です。

また、創設者であるサザーランド公爵の副紋章がハイランドタイガーと呼ばれる山猫だったことから、「クライヌリッシュ 14年」のボトルにもシンボルとして山猫が描かれています。


1967年に新しいクライヌリッシュ蒸留所が隣の敷地に創設されます。

最初に建てられたクライヌリッシュ蒸留所は閉鎖されるのではなく、ブローラ蒸留所と名前を変えて創業しました。

1969年から稼働を開始したブローラ蒸留所ですが、スコッチウイスキーの不況により1983年に閉鎖へと追い込まれます。

そのため、稼働期間14年の間に造られていたウイスキー「ブローラ」は非常にレアな銘柄となり、価格が高騰しているのです。

2017年にクライヌリッシュ蒸留所のオーナーであるディアジオ社がブローラ蒸留所の再建を発表。

4年の改修工事を経て、2021年に蒸留を再開しています。


「クライヌリッシュ」の製法にはどのような特徴があるのでしょうか。

北ハイランド産の大麦を使用。

仕込み水はブローラにあるクラインミルトン川から汲み上げているものを使用。

木製の発酵槽8槽とステンレス製の発酵槽2槽を用途によって使い分けている。

3つのウォッシュスチル(初留釜)と3つのスピリッツスチル(再留釜)で蒸留する。

原料となる大麦と仕込み水は、ブローラ蒸留所の頃と同じものを使用しています。

蒸留に使用するスチルはバルジ型という、銅の部分がボール型に膨らんだものを使用。

それにより、軽やかでスムースな味わいになるのです。


クライヌリッシュ蒸留所では、年間約480万リットルの原酒が生産されています。

クライヌリッシュ蒸留所の95%は、ブレンデッドウイスキーの原酒として使用されます。

中でも、「ジョニーウォーカー ゴールド」のキーモルトとなっていることが有名です。

そのため、評価が高い「クライヌリッシュ 14年」も生産が追いつかない時期がありました。


そんなクライヌリッシュ蒸留所のオフィシャルボトル「クライヌリッシュ 14年」は14年以上熟成させた原酒をヴァッティングして造られています。

ハイランドの沿岸部で造られるウイスキーは、蜂蜜のような甘味と沿岸部特有のピート、塩気が特徴。

甘くて香り豊か、かつスパイシーな味わいはモルトファンのみならず、ウイスキー初心者にもおすすめできるスコッチウイスキーです。

まずはストレート、ロック、トワイスアップで「クライヌリッシュ 14年」の個性を感じてみてください。

ソーダで割っても「クライヌリッシュ 14年」の良さは健在で、香り豊かなハイボールとなるのでおすすめです❗






Bar Kokopelli

大阪府門真市幸福町18-3京橋ビル105
06-4400-4212

京阪古川橋駅から徒歩5分

地図