八幡平周辺旅行(二泊三日) | たぬこ便り

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日頃の何気ない出来事や気づきなどを、お便りするように綴ります。

こんにちは!

青空にうろこ雲が大きく広がる時間帯もあり、秋を感じています。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

先日、秋田県の後生掛(ごしょがけ)温泉と岩手県の新安比(しんあっぴ)温泉に行ってきました。先々週旅から戻ったばかりで贅沢か??と思いましたが、夫が急遽「休みがとれた」とのこと、記念日だし「行こう!」となりましたニコニコ

 

東北道「松尾八幡平IC」で降り、まずはランチ。

ガイドブックに載っていた「レストランこかげ」でオムライスとスタミナ丼を注文。

今年のガイドブックでしたが、掲載より50円値上がりしてました(笑)

でも地元のお客さんも来店される、美味しいお店でした。

 

食後八幡平アスピーテラインを進み、源太岩展望所へ。

あれ?思っていた景色と違う・・・アセアセ

もう10年以上前の記憶では、岩手山と下界がきれいに見えたはず・・。

久しぶりに見たかったですが、下草が伸びすぎていたのかもしれませんガーン

 

気を取り直して進み、黒谷池の駐車場から湿原へ向けて散策。(もちろん熊鈴はつけて)


ちょうど木道を整備してくださっているところで、表面に凹凸があり、今まで歩いた中で一番歩きやすい木道に換えてくれていました。作業員の方は、以前の古くなった木道の木を一輪車に乗せたり担いだりして運んでいました。ほんとうにありがたいですね照れ

湿原は青空に緑の森林、薄黄色のコントラストがとてもきれいで写真の中にいるようでしたスター

帰りは、道中にあった湧水「熊の泉」で水を汲み、持ってきた容器に入れて持ち帰りましたウインク

なんといってもここは湧水がメインでしたキラキラ(湧水と聞いたら行きたくなっちゃいます(笑))

歩くだけなら往復30分。ゆっくり景色を眺めても1時間くらいだったと思いますルンルン

 

八幡平山頂の駐車場は、前に行って散策しているので素通り。

その先の大深沢展望台ちょっと手前で景色を堪能。

こちらは天気が良ければ鳥海山、月山が見えるようですが・・多分見えなかった口笛

 

そこから後生掛温泉へ。

少し早く着いたので、温泉のすぐ隣にある「後生掛自然研究路」を30分ほど散策。

一部通行止になっていましたが、泥湯が湧いている大湯沼や泥火山などが見れ、ボコッボコッと地球の鼓動を感じることができました。

 

さて、チェックイン。

宿泊者はオンドル(岩盤浴みたいな熱温浴)を無料で利用できるとのことで、2時間予約。

少し時間があったので、景色を眺めながらウェルカムドリンクをいただきました。

 

オンドルは初体験。

玉川温泉の室内版な感じで、サウナのようでした。(設定は30度と書いていたような)

最大2時間でしたが、そこまではちょっといられないかなという暑さ。

汗はたっぷりかき、一時間で出ました。

 

色々あって書き切れませんが、

かけ流しの大浴場、露天風呂のお湯(硫黄泉)も最高!

大浴場に湧水もありました。私はサウナ後に被りましたが、飲めたようですキラキラ

食事も最高!とっても美味しい!

スタッフもサービスも最高でしたラブ

 

やはり鍵が二つあること、カギを入れるロッカーがあること。

夕食では白ご飯を先にお願いできること、全室半個室で、早い時間にデザート以外全てを準備してくれた後は、呼ぶまでそっとしておいてくれること、火をつけるチャッカマンを置いてくれていること。

 

入ったお部屋は一般的な和室でしたが、若干隣の部屋との壁が薄い気はしました。

が、今まで宿泊した中では、総合ランキング1~2位を争うんじゃないかな?!と思わせていただける旅館でした照れ

温泉成分で故障するためクーラーがつけられてないので、真夏はどうなのかわかりませんが、9月中旬は過ごしやすい気温でした。(熊の出没も減少する時期のようです)

 

そうそう、玄関に明かりがあったり、建物で視界は遮られますが、星空もきれいでしたよキラキラ

熊への警戒で落ち着いては見れませんでしたが(笑)

 

 

さて、翌日はまず宿から車で3分ほどの大沼自然研究路へ。

ビジターセンターで「熊がここ数日出てきていない」ということを知り、大沼を1周しました。

以前来た時はなかった木道が整備されていて歩きやすく、また誰も歩いていなかったので、スキップしたり、走ったり爆  笑

夫はあまり散策が好きでないうえ、私から「30~40分」と聞いていたのに道案内に「60分」と書かれていたのを見て「騙された~」と、後ろからノロノロついてきていましたが(笑)

ちょっと気を遣って早めに歩き、30分でした。

 

そこからは八幡平アスピーテラインを抜けて北へ。

朝食のみそ汁の味噌が、道の駅「かづの あんとらあ」で買えると聞き、行ってみました。

そこでは味噌も買えたのですが、新鮮な地元の野菜や果物が売っていて、目移りびっくり

川中島の桃(訳あり)が1箱10個入りで1000円!!これは買い!だ爆  笑

確かに少しぶつけたようなところはありましたが、甘くて美味しかったですラブラブ

 

そこからは、いつ通ってもたどり着けない湯瀬渓谷へ。(三回目かな?)

ネット情報では手前が通行止となっていたので、先の駐車場に行こうとしましたが、どこかわからないアセアセナビ上ではかなり細い道路を通る必要がありそうで、やめましたショボーン

「行くな」ということだなと。

 

余談ですが、昨年もそういうことがあって。

内陸の白神山地を目的地にするのですが、大雨で行けなかったり、着いた時間ではもう入れないとかで。

違うルートの違う場所にしているのに、行かせてもらえない場所があるんだなと。

その後日本海側から十二湖を見ることができたので、まあ、場所は違うけどこちらも白神山地だということで満足したことがありましたニコニコ

なので湯瀬渓谷もいつかのその時までのお楽しみですねルンルン

 

さて、他にも少し寄り道したところはありますが、新安比温泉へ。

海水の2倍以上の強塩泉。

内陸なのに食塩泉なんて不思議ですよね。

太古の地殻変動などで地中に閉じこめられた古い海水が源泉で、太古に閉じ込められた天然ミネラルがぎゅっと詰まった天然薬湯のようです。

 

確かになかなか身体が冷えなくて、寝る前に入ったら暑くて暑くて。

その日は冷房を入れなくてちょうどいい感じでしたが、冷房をつけないとなかなか寝付けなかったです。冷房好きの夫が寒いというくらい(笑)

 

宿自体は温泉旅館ですが、高速道路のICから近く山の中の温泉というよりは、温泉付きの食事のいいビジネスホテルという印象です。

連休中だったからか、遠征?の子どもたちがわいわいガヤガヤ。

廊下を走る音や大きな声が寝てる時間以外は聞こえてきましたアセアセ

温泉に近いお部屋だったからかもしれません。

 

夜と朝の温泉は湯が筒から出ていなかったので、湯量は少なそうです。

でも源泉かけ流しの湯は鉄分が入っていて、ちらっと有馬温泉を思い出しました照れ

露天風呂は人工温泉でしたが、床に石がある立湯もあり、足裏が心地良かったです。

 

最後に、もう一か所書いておきたい場所があります。

チェックアウト後に寄った「不動の滝」です。

滝がすごく好きなのですが、神社、遊歩道も含めてお気に入りの場所となりました。

まず神社に向かう道の左右に樹齢200年を超える杉や松が迎えてくれて、何とも言えない静かな気持ちにさせてくれますキラキラ

その先に桜松神社、不動堂、滝があるのですが、滝も比較的近くで見れますし、下の赤い橋からも見ることができました。そこから遊歩道を15分ゆっくり歩いて戻りました。

 

実は遊歩道で戻ってきた後、もう一度一人で参道を歩きたくなって(笑)

静かに進むと、先程も見た青紫の「りんどう」300円に魅かれて・・箱に260円いれましたアセアセ

慌てて戻って夫に「40円ある?」って聞いて。

「足りないなら持ってきたらだめじゃん!」と言われシュンとして「100円入れてきな!」と渡され、小走りで料金箱へアセアセ

あれ?心が乱れてる?!落ち着くと思ってもう一度歩いたのに‥(笑)

・・・深呼吸をして「ごめんなさい」と心の中で言いながら、参道脇を戻りました。

 

ここは昔からお不動様と呼ばれていたそうですが、明治4年に「瀬織津姫」を祀り、桜松神社と改称されたと説明されています。

偶然にも昨年冬の初めにお参りした同じく岩手県の早池峰神社も「瀬織津姫」をお祀りされていて、そこよりは少し小さくて錆びていましたが、同じような剣がありました。


どちらも静かで凛とした空気、清らかな水の流れを感じましたキラキラ

 

 

帰りはいつもとは違ってしばらく国道を南下。

すると右側には岩手山が、

左側にはおそらく早池峰山?がきれいに見え、清々しい気持ちで帰路に着きました照れ

 

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今回は「行きたいとこリスト」から選びました。

いつも夫の休みが決まってから選ぶので、どこに行くかはその時の気分次第。

「リスト」から選ばれることはなぜかあまりないのですが、今回はサクッとウインク

 

八幡平はアスピーテラインの紅葉が有名で、夫も一番きれいだったと言っていますが、紅葉シーズンは人も車も多いので、今回は快適な気候の中、混むこともなく自然を味わえたことがとても幸せでしたラブラブ

 

すごく長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございましたピンクハート

旅気分を味わってもらえたらうれしいです。

では、今日もどうぞ素敵な一日をお過ごしくださいねスター