キラキラ夏川  草介 氏キラキラ

草介ちゃんね、本のシリーズにする手法がユニークなの。「神様のカルテ」も何冊か出した後に0巻が出たし,この本も似たようなのがあるけどタイトルが少し違ってるし、この人の頭も非常に面白い。

そして、この本の内容も摩訶不思議。ポヤァンと伝わるんだけど、はっきりとは伝わらない。薔花子がバカなのか、あえてそう書いているのが分かんないけど、興味深い本だった。人の本心のあり方を書いてる本だと思う。
薔花子も、そうである物だと、思ってるから。

また出てくる脇役の人たちが良すぎる人たちなの、この物語に入っていくほど、気持ちに優しい雫が落とされた。

本は,これだから病みつきになるのよね。
薔花子にとって本とは、現実界で疲れた心を癒されてリセットが出来て、それでいて自由になれる空間なんだ。