キラキラ吉田  修一 氏キラキラ
  
この物語は、すげかった。『わー!スゴい!』の凄さじゃなくて、本当の1人の人生が書かれている、

暴力員家に生まれた子が歌舞伎役者になっていくストーリーで、途中で起きる出来事が凄まじくて、なんとも言えない気持ちになる。現実過ぎて。
大きくなればなる程に喜怒哀楽もデカくなるんだなと、実感した。
  
この冬に映画公開になるんだけど、たった数時間におさめられる事が,マジに勿体ない様な気がする。微妙な人の心の移り変わりとか微妙な色んな人間関係とかが、短時間でどこまで出せるのかが,とても気になる。

この作家さんは、マジに尊敬してしまう。書く本で、文体が違うのよ,まだ2作品しか読んでないけど、これには驚いた。薔花子は、その人の特徴で物を選ぶ傾向があるんだ。だけど、この人はどこをどう感じてどう選べば良いのかなって、楽しみでもあるし未知の世界でもある。