まずは報告とごめんなさい、から。「見えている景色の違い」の投稿に頂いたコメント、Windowsからも見えなくなっちゃってどうしても復活できませんでした。返信も書いて、最初はPCでは見れていたんですが... わたしの操作ミスの可能性もゼロでは無いし、折角コメントいただいた方、済みませんでした。
 
 
さて。きょうの本題。以前、通りすがりに遙さんが見つけた怪しげな階段下の飲み屋街。
この間、車屋さんで知り合った女の人もココに興味があるようだった。
 
コレはもしかして、感度の高い系女子のアンテナにはビビっと来る物があるのかも知れない…
 
 
という事で、基本的にウチ飲み派かつ鈍感系のわたしも急に気になって来たこの横丁。ネットで調べてみたら、なんと通称「地獄谷横丁」だって(´⊙ω⊙`)
 
うん、ココ探検してみたい! でも、1人ではちょっとハードル高めなの。
 
 
と、言うことで遙さんを誘って突撃して来ました! 昼間の待ち合わせから直行なので、まだまだ明るい時間から飲んじゃうぞ。
 
階段の下から大通りを眺める。
直角に曲がるとこんな感じの昭和な場末のスナック街の風情。
どこのお店に入ろうか物色しながら、とりあえず奥のほうまで行ってみる。まだ開店準備中のお店も。
 
何だか、奥の方がディープな雰囲気(笑) で、よく見ると昼間っから営業してた?のか、すでに満員のお店もあったり。
普段はちょっとお洒落なワインバー系に引かれがちなわたし。遙さんが見つけなかったらこんなとこ入ってこなかっただろうなぁ。でも何か楽しい。
横丁最深部から大通りを眺める。結構、深まった感じ。
途中で見つけた猫さん。
 
あごをホリホリさせてくれた♡
後ろのスナックの人が「ちゃこちゃん」って名前を教えてくれた。「この子は男好きでねぇ」…ん? 普段、ネコさんになつかれないわたし…そういう事かぁ(>_<) 自分では華奢な方だと思ってるけど、写真で見ると腕もたくましいワン(ᵔᴥᵔ)
 
 
で、とりあえず横商入り口に一番近い焼き鳥屋さんで腹ごしらえと乾杯。
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焼き方とか塩加減とか、良い感じで美味しかったよ。美味しく楽しく飲みながらも、二人で今後の日本の性別違和の治療の方向への危惧など、真面目な話をしたり。(真面目に話そうとして気付いたけど、この時点で相当ロレツが怪しいわたし)
 
ひとしきり飲んだ後で記念撮影♪
わたしは出来上がってる系の笑顔だね~
 
この後、写真は無いけど、わたしのたっての希望で店のドアが閉まってて中の雰囲気が分からないスナックに突撃してみた。ドアを開けてみたら、常連さんと思しき男性が二人。でも、まだ二人は座れそうなので聞いて見た。「良いですかぁ?」
 
酎ハイやハイボールを飲みながら、適当に料理が出てくるスタイルらしい。ママも話しやすい人だったけど、常連さんたちが割と気を使って色々と話してくれて楽しかったの。あ、料理も美味しかった。
 
ママさんの手作りの猫ちゃんクリップ貰った♡ 可愛い~。
そんなこんなで、何だかとても楽しく飲めたのでした。遙さん、ありがとね。わたしが写ってる写真は遙さんから頂きました(*^-^*)
 
思いのほか、しこたま飲んでしまって、この後ウチに帰ったら8時間ぐらい爆睡でした...
 
 
わたしは、頑張ればちゃんと男性に成れるかと思って長い間本当に頑張ったんだけど、あの頃はこういう風に人やその営みを感じさせる場所に興味なんか持てなかったんだよね。トランスして嫌な思いもちょっとはするけど、自然に楽しい思いも、人への興味も普通に湧いてくる。自分らしく生きるって、普通のことが普通に感じられることなんだよね。と、思った。
 
この日はね。ずっと連絡を取れていない(名前が変わってることも、性別適合手術を受けたことも伝えてない)お母さんの誕生日だったのね。一人だったら、泣きながら家でお酒飲んでたかも。まだ連絡とる気にはとてもなれないけど、どっこい楽しく、しなやかに生きてる感じの一日になりました。自分を大切にする気持ちに成れたわたし自身に、かけがえのない親友に感謝と乾杯の一日になりました。