で、色々あって、結局私は何者なのか、自分でも迷走中。とりあえずMtXでよろしくお願いしますです、はい。

 

今日、仕事帰りに最近買ったばかりのスマホでネット徘徊していたら、偶然「ロンドン キルズ ミー」っていう映画のリンクを見つけました。「おっ!懐かしい!」って思わず声が出ちゃいました... 20代のころ、エキストラで出たんですよ(齢がばれる~)。びっくりなのが、主演や準主演の5人くらいをのぞく出演者のほとんどが、撮影直前(1~2週間前かなぁ)にロンドンのクラブやラドブルック・グローブ(ロンドンのストリート、当時はジャマイカ系の移民が多いとこだった)の路上でスカウトしたメンバーなんです。撮影現場はすごいテンポ良い進行で、監督の頭の中には映像やストーリーが明確にあって、そこに嵌るピースをライブ感出すために現地でキャスティングしたんだなぁ、って感じました。映画監督ってすごいなぁと思いました。ロンドンに行く直前までは写真関係の仕事をしていたので、余計に凄いと思ったんですよ。

 

エキストラの連中(自分含む)は自分勝手な素人ばかりなのに、メークも含めて放し飼い状態で、あのユルユルとした、かつテンポ良い映画を撮るなんてすごいと思いました。一例を挙げると、自分も最初のシーンの後に急遽、翌日もう1カット出てほしいと言われたんですが、彼女とバレンタインのデートに行きたいんでゴメンナサイしちゃいました。当時のロンドンの空気感がすごく出すぎてていて、逆に一般受けはしなかったのかなぁ?

 

DVDも出ていなくて、自分でも当時の上映で一度見ただけですが、最初のほうで主人公が「ドラッグいらないか」って声かけるるのを迷惑そうに断るのと、途中でゲイの準主演の人に「あんたのママがなんて言っても気にしにしないんだから!」とか言われながらキスされるシーンの2つとも使われてました。撮影したシーンは、きっとカットせずに全部使ってるんだと思います。どちらも一瞬ですが、2番目はスクリーンの半分に自分が大写し!ちょっと嬉しかったです。

 

あまりに懐かしくて、アマゾンでVHSの中古ビデオ、ポチっちゃいました。