SONY DTC-59ESJ DATを中古で落札
かつて、DATテープデッキによる録音を盛んに行っていた。当時、セントギガによる高音質放送がWOWWOWの電波を利用して放送されていた。古くにはFM放送をカセットデッキで留守録していた時代もあったが、長時間録音ができなかった。(オープーンリールテープデッキがあれば可能だったが学生の身では購入不可能だった)これがDATを使えば長時間録音が可能で長年の夢がかなった気がしたのである。購入したののは1997年の頃SONY DTC-59ESJ確か95,000円ぐらいだったか。当時MDも発売されたので、DATに録音し、MDにアナログ録音(デジタルコピーはできなかった)していた。その後、DATデッキが故障し、テープだけが残されることとなった。最近ふとしたきっかけで、DATを再生してみたくなり、購入したものと同機種を落札した次第。問題は20本以上テープはあるが再生できるかどうかの問題。結論から言うと長時間テープ程再生は難しくなっていた。また、テープの途中で再生が止まっていたものも、巻き戻しが不可でテープが癒着し、巻き空き戻すとすぐに切れた。やはり、20年余り特に保存に気をつけなかった代償は大きく半分ほどはゴミと消えた。気を取り直して再生してみた。長時間録音のため32kHzで録音していたので高音質ではないもののまずまずの音質である。グラミー賞の第1回目からの録音もあったので記録的価値も高い。たまに聞いてみよう。