暇老身辺雑記 -39ページ目

国際単位系とヤード・ポンド系

 米国の天気予報を見ていると、明日のニューヨークの最高気温は16°などと表示されている。それ程寒くなさそうだが、米国では華氏表示なので換算するとマイナス8.8℃なのである。

 このように国によって使用する単位が異なるのは実に不便で厄介だ。長さや重さでも国際単位系とヤード・ポンド系が二大単位系として使われている。米国はヤード・ポンド系を固守し、例えばガソリンはガロンで、バターはポンド単位で販売され、距離はマイルで表示されている。米国が国際単位系を採用すれば世界の単位系は一挙に統一の方向に向かうと思われるのだが、今のところその動きは皆無である。

 日本は古来の尺貫法を国際単位系に切り替えた。敗戦の重さが国際化を目指す駆動力になったのだろう。それでも未だに多くの日本人のイメージの中には坪や反と言う単位が生き残っていることは否めない。それ程一旦根ざした単位系を変えるのには抵抗感があるのだ。

 その日本でもゴルフはヤード単位で競技が行われているが、誰も不思議に思わないのが不思議だ。ゴルフの主流は米国だし、米国との交流の機会が多いので米国での使用単位を使うのが当然だと言う考えがあるのだろう。ボクシングの階級分けも日本人から見ると実に珍妙だ。例えばフライ級は48.97kg超~50.80kgとなっている。こんな半端な数字になっているのは、米国ではポンド単位で綺麗に階級分けされているのを国際単位系に換算して表記しているためだ。ボクシングの世界は米国主導で動いている事を示していると言える。このような例は他にも多々ある事だろう。

年賀状の当選発表

 今年は大当たりだった。と言っても1~3等が当たったわけではない。4等の切手シートが8枚当たっただけの事だ。それでも、手元の250枚だと確率では4等が5枚当たるだけなのが6割増しになったのだ。我が家の大当たりは、せいぜいこんな程度だがそれでも気分が良い。

ちなみに50年間振り返って、切手シート以外に当たったのはレターセットが1回あるだけだ。今回の発表を見ると、3等は1万分の1の確率となっている。50年間に私が頂いた賀状の総枚数は勿論定かではないが、年平均200枚とすると1万枚となる。50年間に13等が当たったのは確率通りなのだ。切手シートしか当たらないので自分は不運だと毎年思っていたが、そうでもない事が今年になって漸く分かった。

今日は何の日1月22日

ジャズの日―東京都内の老舗ジャズクラブの「バードランド」、「サテンドール、「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年から実施。JAZZの「JA」がJanuaryの先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ている事からだそうだ。

カレーライスの日―1982年のこの日、全国学校栄養士協議会で1月    22日の給食メニューをカレーにすると決められ、全国の小中学校で一  斉にカレー給食が出された。

・飛行船の日―1916年のこの日、初の国産飛行船

  「雄飛号」が、所沢 ~大阪間で実験飛行を行った。

切り枝の梅

 12月中頃に買って、水盤に挿してあった切り枝の白梅が8分咲き位になった。当初はつぼみが小さくて固く本当に咲くのだろうかと思っていたが、見事に咲いた。水だけで生き延びる生命力の強さに感心させられる。

映画「リクルート」

 昨晩衛星用洋画劇場で放映していた「リクルート」を観たが、ストーリーがよく分からなかった。

 映画の筋立ては次のようなものだ。MITのコンピューター関係の学科を首席で卒業したスポーツ万能の青年が、アル・パチーノの演じるCIAの教官にスカウトされる。ファームと呼ばれる教育機関でスパイになるための厳しい訓練を受け、独立して行動するスパイとなる。初仕事は教官から指示されたCIA内部に潜むスパイの摘発であった。その任務を遂行する過程で、青年は教官の言動に疑問を抱くようになる。最終段階で青年は、教官こそCIAの機密情報を盗み出そうと企てるスパイである事を明らかにし、教官はCIAの摘発チームによって射殺される。

 表面的なストーリーは理解出来たのだが、長年CIAで働いて来た教官がなぜ裏切り行為を働くのか、また、なぜ青年の手を借りようとするのかが分からなかったのである。CIAで教官を務めるほどのベテランなら自分で機密情報を入手出来る筈だし、金が欲しいのならもっと簡単に大金を入手する方法がある筈だ。

 ネットで、この映画を観た人達の意見を調べてみたら、やはりストーリーの展開が分かり難いと言う意見が多いようであった。

Pink Martiniの演奏―菊千代と申します

 「菊千代と申します」はマヒナスターズの持ち歌(昭和38年発表)をカバーしたもので、琴の演奏に載せて米国人が達者な日本語で歌うのが面白い。アルバム用録音の際には、今は亡き和田浩がコラボで参加したとの事である。男性ヴォーカルはTimothy Nishimotoで、名前からみて日本人の血が混じっているのかも知れない。
 Pink Martiniは美輪明宏の「黒蜥蜴の歌」と由紀さおりの「タ・ヤ・タン」もカバーして日本語で歌っている。

Pink Martiniの演奏―La Soledad

 Pink Martiniは1994年に米国オレゴン州で結成された12人編成のミニオーケストラ。クラシック、ジャズ、米国古謡、ラテン、シャンソン、カンツォーネ、アラビアンなどレパートリーは非常に広い。各国の歌を原語で歌うのを常としている。
「La Soledad」は軽やかなピアノ前奏が長く続いたあと、チェロの重い演奏に移り、男性ヴォーカルか太い声でスペイン語で歌う。少しメランコリックで哀調を帯びたメロディーはフイルム・ノワールの主題歌のようだ。

阪神・淡路大震災から16年

 アッと言う間に月日は流れる。当時は箕面市に住んでいた。潜りこんで寝ていた猫が布団から出てギャッと叫んで50cm程飛び上がった際には、震動は未だ続いていた。

 出勤のため阪急箕面線の牧落駅に着くと、大勢の通勤・通学客たちが改札口前に集まっていた。寒い中で待っているよりも、少しでも大阪へ近付こうと隣の桜井駅まで歩くが状況は同じ。宝塚線は動いているのではないかと石橋駅に着いたがやはり駄目。そのうち開通するだろと蛍池、豊中、岡町、曽根、庄内、服部、三国の各駅を過ぎても、開通の気配はない。途中で、阪急タクシーの車庫があったので乗車しようとしたが、入り口が閉ざされ、何百台ものタクシーは動きそうになかった。仕方なくそのまま歩いて西淀川区にある会社に着くと、建物は全て無事そうだったので一安心。出勤者は一人もいないようだ。守衛に状況を聞くと、ガス漏れはなく、水道が一箇所噴出していたが止めたとの事。ガスボンベはと聞くと外見上は大丈夫そうだとの返事。社内には水素、メタン、エタン、プロパンなどの可燃性ガス、塩素、亜硫酸、一酸化炭素などの毒性ガスのボンベが多数ある。資材部のボンベ庫内を見ると、倒れたボンベは一本もなく異状はない様子だ。ここが無事なら社内各所に分散して置かれているボンベも、消防署の指導で日頃からきちんと固定する習慣が出来ているので大丈夫だろうとほっとする。職場の建物に入ると、パソコンの多くが床に落ち、書籍、書類その他が床に散らばって足の踏み場もない有様。図書室のドアを開けるとほぼ全ての書籍が書架から落ちている。この建物内のボンベも全て無事だった。安全庫に保管している薬品類も全て無事であった。一通り安全確認を終えて帰路に着いたが阪急は不通のままであった。

後日の社内報に「会社の被害状況を心配して箕面から歩いて出勤した」と私の事が美談として掲載された。実は会社の事をそれほど心配した訳ではなく成り行き上、仕方なく歩いただけだったのでいささか慌てたのを覚えている。

会話をするハスキー犬

飼い主とハスキー犬のミーシュカとが会話しているように聞こえる。最後のNOOOOOOOO!には思わず笑ってしまった。

宝塚市展(第54回)

 洋画、彫塑、写真、デザイン、書、工芸、日本画の7部門の入選作品がソリオホールで展示されている。例年の事だがこれらの中で、写真と書のレベルが高いように思われた。写真では、何気なく見過ごすような風景でも、視点や視座を変えフレームを工夫する事によって見事な作品を創造できるのに感心させられる。

 ちなみに応募点数が多いのは洋画で155点が応募し120点が入選した。応募の少ないのは彫塑で応募6点は全て入選した。

 1月14日から1月18日まで阪急宝塚駅前のソリオホールにて展示されている。