宮部みゆき著「模倣犯」小学館2001年刊
上巻721ページ、下巻698ページ、それも細かい字で2段組みの大冊であり、読み終えてやれやれと言う気分になった。面白いが冗長と言うのが率直な感想である。
連続殺人事件を巡り、捜査する警察側、加害者側、被害者側、報道側それぞれの内情が詳細過ぎる程綿密に記述される。
本著は週刊ポストに4年間近く連載されたそうだ。あとがきによると当初の予定が約2倍に延びたとの事である。しかし予定通りにとどめた方が良い作品に仕上がったように思われる。嵩増しのような文章が多過ぎる感が否めない。