パリ旅行6―印象に残った観光スポット | 暇老身辺雑記

パリ旅行6―印象に残った観光スポット



 ・モンマルトルの丘

  丘の上にそびえる白亜のサクレ・クール聖堂は、近付くと威圧感を受ける程の迫力のある建物であった。ドームの高さが83m、奥行きが100mもあるとの事だった。大勢の観光客がたむろしてカメラを向けあい、正面前の道路には何台もの観光バスが停まり、パリの第一級の観光ポイントである事を感じさせた。近くのテルトル広場には土産用の絵を売る人達や似顔絵描きが何人もいて、モンマルトルらしさを醸し出していた。ボーっと眺めていると、いかにも画家らしい風体の初老の男性が日本語で話かけて来た。『私は自分の才能を自負しています。しかし貧乏画家なのです。絵を買って下さい』と。海外で日本語で話しかけて来る外国人には、本能的に警戒心が働く。『ノン』と答えて急ぎ足で広場を後にした。

 ・パレ・ロワイヤル

 綺麗な花壇のある中庭を、小さな商店やレストランの入った回廊が取り囲んでいる。一周すると約1kmにも達する大きな建物である。1789年の大革命以前の王族達の贅沢な暮らしを実感出来る建物であった。

 ・パレ・ガルニエ

 オペラは見なかったが、入場料を払って内部を見学した。さすがに豪華な造りで、かつては貴族たちの社交場であった事が納得出来た。出口の近くの売店ではバレー・シューズやバレーの衣装なども販売されていた。正面入り口の広い横幅の階段で、20人ばかりの女児が記念撮影のために集まっていて、何かの合図で一斉にバレリーナのポーズを取る様子が実に可愛らしかった。

 ・ヴェルサイユ宮殿

 パリ市内からバスで40分ほど掛かった。年間400万人が訪れる観光地だそうだ。建設時に『有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿』を目指したそうで、広大華麗な宮殿であった。この宮殿の建設も大革命の遠因となったに違いないと感じた。

 ・シャンゼリゼ大通り

 コンコルド広場と凱旋門とを結ぶ全長約1.9kmの道である。散策していて、キャバレー「リド」の前を通った。95年に出張で来た際に、取引先がここに招待してくれたのを思い出した。しかし、折角招いて貰ったものの、シャンパンで乾杯して以降終演に至るまで舞台に背を向けて商談に夢中になっていたのが今となっては惜しまれる。