読了『蘭陵王』王皓軒と肖戦と許凱で妄想www | ☆ SLICE OF LIFE ☆ ☆Ally’s blog☆

読了『蘭陵王』王皓軒と肖戦と許凱で妄想www

1/30に一度upしたレビューに追記をした為、再度upしました

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レビューは基本的にネタバレ全開です。内容知りたくない方はUターン下さい(読むのは自己責任でお願いします)
感想はワタクシの個人的な感想です。作品を否定するつもりも批判するつもりもありません(苦情は一切受付ません)
基本、読書の場合読ですが、読、再々読の場合もあります。
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今回のレビューは…
中国史劇ドラマの方の《蘭陵王》は、観たいと思いつつも未見なのですが~
昨年末に思い立って急遽購入した小説版『蘭陵王』が今回のレビューになります。
『蘭陵王』
著者:田中芳樹
文春文庫

📖2021年1/28読了

 

 アフィリエイトからのご購入ありがとうございますm(_ _)m


【あらすじ】
三国志の時代から三百年後の、六世紀の中国、南北朝時代と呼ばれる動乱の世。北斉は無能な皇帝の乱脈を極めた統治のもと、西に北周、南に陳、北に突厥と三方を強敵に囲まれていた。北斉の若き皇族、蘭陵王こと高長恭は、若く高潔で勇猛な武将でありながら、そのあまりの美貌ゆえに士気を下げまい、敵から侮られまいと仮面をつけて戦場にたったと言われる。彼は智勇兼備、不敗の名将であり、傾きかけた国を必死でささえていた。歌にもなるほどの伝説的な勝利をも得たが、武勲をあげつづけるがゆえに、やがて皇帝から忌避されるようになっていく。悲劇的な終わりを迎えた、その苛烈な生涯を道姑(女道士)徐月琴の視点で描く傑作歴史活劇。
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さて、感想ニコニコ

【物語】への感想と言うよりは…
この【書物】への全体的な感想をば先ず

記憶が定かならば、男性歴史小説家の作品は2作目なんだけど、『則天武后』の時と同じで【物語】と言うよりは説明がましい資料集のように思えてしまい、文章の途中途中に細かく挿入されている「~とは北史演義の描写である」「北斉書には○○とある」と言うに注釈に思考(多少ある物語部分への没頭/妄想)が度々分断✂️されてしまい、今まで読んできた西洋史小説(藤本ひとみ氏作)や韓国史劇小説のような没頭感が得られずかなりモヤりました。😟😕🤔

他の歴史小説好きの人はどうだか解りませんが、私の場合史劇小説に【解説】は求めてないし、歴史に忠実で正確な描写だけの内容も求めてないんだよな…。
それを求めるのであれば、小説(物語)ではなく、作者が後記していた【主要参考資料】そのものを読めば良いのでは?と思ってしまうんだよね

男性歴史小説家物語としての小説を書くことよりも歴史を正しく伝えようとする思いが強い気がしてしまうんだが、そう感じるのは私だけ?。

兎にも角にも
勿体ない💧

確かに史実に忠実な部分も大切だが、歴史小説には夢とロマンと萌えキュン❤️を求めていて、どれだけフィクション部分に肉付けされ物語の翼を広げられているか?、史実をより楽しめる物に演出できているか?、作家の想像力でもって昇華できているか?を求めているのに…。あくまでもワタクシ個人の意見ですm(_ _)m


これらの説明がましい作品を書く作家には、失礼を承知で、藤本ひとみ氏の欧州史(主にフランス)、チョン・ウングォル氏(『成均館儒生たちの日々』『奎章閣閣臣たちの日々』など)、キム・イリョン氏(『王は愛する』)などの歴史物語の壮大な作品を是非読んで頂きたい!と言いたい。
妄想を何モノにも分断される事なく没頭して読める一大スペクタクル歴史小説とはどう言う物か!?がハッキリ解ると思います。

後、中国の史劇ドラマも観て勉強して欲しい。(笑)

フィクションとノンフィクションのバランスが絶妙で、思考を分断される事もなく物語の沼にどっぷり浸かれるとはこう言うことか!?と理解出来るはずだから←何様やねん➰✋ですね、わたし。

只ね、今作でもワクワク出来た部分もあったんですよ
戦闘シーンの描写なんかは、男性作家だからこそ書ける表現かな~と思えた所もあったし

今作で唯一、萌えキュンしたシーンもある
毒酒で自害を迫られた蘭陵王が月琴に『月琴娘、一夜だけ、妾らしいことをやってくれぬか。死を前にして、そなたが欲しい』ってゆーシーンには(/∀\)💓(/ω\)💕(///∇///)❤️ってなったから←


そう言えば、ドラマ《蘭陵王》↓は未見だけど

小説にも敵将として登場する北周、隋の皇帝たちが登場した《独孤伽羅》は昨年視聴したばかりなので、ドラマでは「あんな風に描かれてた人たちが小説だと、こう描かれるのか~」と言う部分では興味深く読めたかな~。

あの《独孤伽羅》も小説で読んでみたい気がする。(説明がましい資料集のような作品はご勘弁だが✋(笑))
何と言っても、独孤家3人の娘は、周の皇帝の妻、隋の皇帝の妻、唐の初代皇帝の母親なんだもの
詳しくはコチラからどうぞ



で、もう1つ
小説の表紙の絵が、どうにもこうにも好きになれなかったので←またまた失礼😅
蘭陵王でググッて自分好みの画像を貼り付けちゃいましたー
断然、↑こっちの方が、蘭陵王の人物像に夢と煌めきを与えるでしょ~チュー

そーしーてー、
今回、読書中に脳内妄想させて頂いたのは以下の3人

因みに、前回妄想したのは↓こちらのレビューww



先ずは観たいと思いつつも未見の《陳情令》に出演の
王皓軒(王皓轩)ワン・ ハオシュアン
↑この、雑誌に載ってたこのお顔が好きラブ
同じく《陳情令》の

肖戦(肖戰/肖战/蕭戰)シャオ・ジャン

王皓軒より柔らかい印象よね✨

そーしーてー
溜め録りは完了しているんだけど、まだ観ていない《招揺》出演の
許凱(许凯)シュー・カイ
↑このドラマも観たいわ~ラブ

彼を知ったのは《瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜》での富察傅恒

でも、イケメンでさえイケメン度が半減してしまう辮髪(弁髪)なのが酷よね~(笑)
だけど、頭の形が綺麗だし、お目目がウルウルしてて美しいわ( ´艸`)💕
帽子を被れば全く気にならないし👍

でも、やっぱり、中国史劇で男性キャラにヤラれるのは↓この手の髪型よね~
胸元がSexy~(/∀\)💓(/ω\)💕(///∇///)❤️❤️❤️←あほやで。しかも髪型関係あらへんコメントやんな~

にしても❗←
男性とは思えない綺麗なお肌で御座いますです✨✨


さてさて、蘭陵王について少し
なんとな~くしか知らなかった蘭陵王でしたが、美人薄命とは良く言ったもので、彼の場合【美男薄命】であります

仕えた皇帝(叔父と従兄弟)がことごとくクソ💩だったのが運の尽きだったとしか言い様がない

見目麗しいだけでなく、将軍としてのカリスマ性も高かった蘭陵王

それが、逆に災いしてしまうと言う彼の最期

彼の素晴らしさ(人格や厚い人望は勿論、公私共に全てにおいて)を脅威に感じている皇帝
劣等感や帝位を奪われるんじゃないか?の猜疑心によって

こじつけであり、濡れ衣であり
『はぁ~?』┓(ಠДಠ)┏な理由での自害(毒酒)言い渡し

しかも、従わないなら【罪は三族に及ぼす】ってゆーんだよ

三族とは、父方の一族、母方の一族、妻方の一族

この父方の一族の中に蘭陵王の従兄弟である皇帝(あんた)も含まれるんですけどぉ~~~

それを言ったら、「戯れ言は言うな」って言うから腹立たしくて仕方ないムキー

まぁね、(父親や伯父が皇帝の時代から)そんな事ばかりしているから結果的にボンクラ・クソ皇帝の回りからは諫臣(忠臣)が居なくなり佞臣ばかりが胡麻をすり、おこぼれに預かろうと群れるようになっていたんだよね

そして、想像通りに斉は滅亡

これがさ~、血の繋がりのない者同士なら蹴落とし合うのはまだ解るんだけど、伯父・甥、叔父・甥、従兄弟同士だってんだから悲しいよね💧

あぁ~
血縁者だからこそ、蹴落とし合うのかな😣

色々思う所の多い作品でしたが、戦のシーンはどれもハラハラ・ドキドキ出来て【漢(おとこ)】の生きざまを生々しく感じられて面白かったです。
そうそう劉桃枝!コイツが地味~~にムカついたキャラでした(笑)