今月31日で鹿島との契約を終了し、3日後のガンバ大阪戦がラストゲーム。
篤人の右膝の状態はとっくに誤魔化しのきかないほど限界を超えていただけに、最後に鹿島に復帰してくれて、鹿島で今、ユニフォームを脱ぐことになったことは篤人らしい引き際で、鹿島サポーター、ファンも納得の引退発表だと思う。
篤人の口からは、23日(日)のガンバ大阪戦終了後に、カシマスタジアムのピッチの上で引退の挨拶があり、翌24日(月)にオンラインで記者会見がおこなわれるとのこと。
まずはお疲れ様。
鹿島を愛する私としても、カシマスタジアムでたくさん篤人のプレイを観れたことは幸せなことだった。
ただ、本当に悔やまれる引退です。
2010年に鹿島からシャルケに旅立ち、1年目からその地位を確固たるものにし順調にキャリアを重ねていたものの、2014年に右膝裏の腱損傷で離脱、2015年に復帰するも再び右膝を負傷し手術。
この手術により約1年9ヶ月もの長きに渡りピッチから遠ざかり、その後は復帰とリハビリを繰り返す日々だった。
まだ32歳、右膝の怪我さえなければ鹿島に戻ってくることもなく、今でもシャルケでプレイできていただろうし、もしシャルケとの契約を満了になったとしても、その後にウニオン・ベルリンでプレイしていたように、今もなおヨーロッパの舞台に留まっていたであろうだけに、本当に残念でならない。
シャルケ公式もいち早く篤人のゴール動画を添えて、引退に際して感謝と労いのツイートをしてた。
願わくば鹿島に戻ってくることなく、今でもドイツで活躍している篤人を観ていたかったよ。
ひとまず、ゆっくり休んでほしい。
篤人、ありがとう。
BS1は試合後の篤人の引退挨拶まで生中継してくれるそうだ。