父母のことをするようになってから、子供もいないですが子育ての大変さが少しだけ解ったような気がします…

最近、日々母の体調が変わり訪問看護に何度か来てもらったり、救急車をよんだり日々の顔色や反応に一喜一憂

夜中も何度か起きて見に行って、布団を蹴って脱いでいるので布団をかけたり。

母が夜中目を覚まし不安になるのか騒ぎ出すとすぐに見に行って、声をかけて寝るまで手を握っていると安心してまた寝てくれます。

暑い日が続くので水分を取らすのには、根気よく頑張らないとすぐに気が散り遊びだすから飲んでくれないので一苦労(笑)

褒めたり、喜ばせたりしながら…

母の食べるものが喉に詰まらないか、小さく小さく切って注意を払いご飯を口に送りこみます。

デイサービスに行く日は、父がなかなか起きてくれなく、朝ごはんの準備をわざと大きな音をたてたり、掃除機で掃除をガンガンやりながらテレビを大音量にします。

お迎えに何とか間に合い、手をふって毎回送り出せた時はホッと一息つけます。

なかなか起きない自分を起こして朝ごはんを食べさせて着替えさせて、見えなくなるまで手をふって幼稚園のお迎えバスに乗せてくれた母の苦労を、今になり思い起こしてます。

父は、なかなか汚れたリハビリパンツも履き替えてくれないので、あの手この手で褒めながら笑わせながら、力業で変えます。

トイレに間に合わない父はオシッコを失敗、毎朝部屋から廊下まで拭いていくのは日課になりました。

こんなことを幼いころして母を困らせたなぁ~しみじみ思い出します。

母や父が外で便など失敗する時、当初はてんやわんやで慌ててバタバタして母を不安にさせたものでしたが、だんだん勉強して人は成長するものですね

ペットボトルに穴を開けたものを常に携帯し、お尻や足を一気に洗いタオルでバンバンふきあげて行き短時間で綺麗に出来るようになりました。

トイレも常にお掃除用具を車に入れていて、出先のトイレもかなりの早さで落とした便を取り、洗剤であらい拭いてピカピカに入る前より綺麗に仕上げる技も身に付きました。

家でも同じように以前は慌てふためいてまいしたが、吸水シーツと大きめの吸水オムツをひいて、ボディー石鹸と洗面器のお湯で短時間で父母のストレスなく綺麗に出来るようになりました。

父をお風呂に入れるときも片手で身体を支えて脇に挟み固定し、片手で洗え短時間で仕上げる技を会得

父もストレスなく、父へ文句を言うこともなくなり反対に『入ってくれてありがとう』って感謝を伝えれるようになりました。

そうすると思うように父も動いてくれるように。

自分が幼いころ言う事をきかない時、母は賢く褒め上手で悪いこといいことを教えてくれていたのを思い出します。

認知症でもゆっくり話して笑いながら話していけば、新しい事を覚えてくれビックリすることもあり嬉しくなります。

また少しづつ覚えてくれる事が、わが事のように嬉しくなります。

朝の歯磨き後、喉の運動のためにちょっとした発生練習する事から始め、足かつらないようにベッドで足のマッサージをします。

いつしか自分の子供のように思えるときがあるとともに、母はいっときも休まる暇なく自分の事を育ててくれて来た事をひしひしと今になり実感し、感謝の気持ちでいっぱいになります。