3日目のお供え、今日も母と晩御飯を頂きました。

入院している父が、少し話せるようになり話せました。
『かあちゃん家で、1人待っているんか』と言われてしまい絶句

『長く入院しないといけないらしいわ』と言うのが、ギリギリでした。

胸が張り裂けそうで、頭が叩き割られる思いでした。

まいったなぁ~力のなくダらしない何と言うおっさんなんだ自分は、1人でいると気が変になりそうで夜が来るのが怖い。

母の手のぬくもりと感触をしっかり覚えている…

断じて立ち上がらねばならぬ。




無事母を自宅に安置

四十九日まで母と一緒にご飯を食べ、一緒に母の近くで寝る事を店長が提案してくれました。

そしてお水とご飯、母の好きなおかずを中心に煮炊きものをお供えしてくれてます。

色々、落ち込む情けない自分の気分を店長は打ち消すように…

明るく日常とかわらぬように母に話してから、何でもするようにしてくれてます。

『お母ちゃん、ご飯遅くなってごめんね』
『お母ちゃん、今から少し仕事してくるからちょっと待っててくれる』
『スイカ好きやから買ってきたよ』等々…いつしか自分も日常とかわらぬように母と話して生活出来るようになって来ています。

本当に有難い店長です。

店長がいなかったら、人生最大の悲しみはとても乗り越えれなかったとおもいます。

何も手が付かない自分のしなければならない事を、テキパキと気持ちをあげてやってくれました。

今日の母の晩御飯は『お母ちゃんの大好きだったカレイの煮付けにするよ』と母に話しながら、店長はお供えしてくれました。

しっかり母と話しをしながら、毎日晩御飯をたべて、母と共に寝起きをする四十九日を、迎えれる日を楽しみに明日より頑張ります。


火葬して母は自宅に無事帰れました。

本来ならショートステイにお迎えに行く日でしたが…

最後のお別れで火葬されるドアが閉まる瞬間の事は、頭に焼き付きわすれないでしょう。

『もう母と会えなくなる』
ドアを開けて連れ出したくなる気持ちを必死で押さえてました。

思わず店長に『もうこれで最後かな、まだ火葬までどこかに置いておくって事はないか』と聞いてました。

終わった後、お骨を拾いで職員の方に聞かれて驚いたのですが…

92歳には思えないほど全身の骨がしっかり残っていて、骨の中身も詰まり壺に入れれないほど。

『二十代の若い方とかわらないように、綺麗に残ってます。』
『これは大変珍しいですよ』と

母の即身成仏は間違いないと思えた瞬間でした。

自分が倒れそうになるとき、ずっと不眠不休で蔭で支えてくれた店長には本当に助けられました。

店長、ありがとう❗

そして最後まで人生のすばらしい実証を息子に示してくれた、お母ちゃんありがとう❗