映画が先かフェルメール展が先か
フェルメール展を観てから映画を観るべきか、映画を観てからフェルメール展を見るべきか悩むところですが、私は前者でした。
どちらが先でもそれぞれの良さ…かな?
スペインの支配を逃れ、自由の国となり、大航海時代の覇者となったオランダの黄金時代が映画の舞台です。
まさにフェルメールが活躍した時代です。
チューリップはオランダ原産かと思いきや、トルコから中央アジアにかけての物です。
異国からやってきたものがオランダで大流行の時代、人気のチューリップの球根1つで家が建つほどの高値で取引されたのだそうです。
特に写真↑のような筋入りの物を「色割れ(Breakerブレーカー)のチューリップ」と呼び、高額の値が付いたのだそうです。
ブリューゲル一族がフランドル地方で活躍したのもこの時代です。
ヤン・ブリューゲル1世(次男)とその息子ヤン・ブリューゲル2世(ヤン1世の息子)の共作の花の絵です。
この花の中にもチューリップが沢山描かれています。
身近な花ではなく、異国から来たゴージャスな花が描かれているわけです。
異国から運ばれてくるスパイスや胡椒で大富豪が生まれたのと一緒ですね。
アジアでしか作られないお茶も同じ存在なのですが、映画の中には登場しませんでした。
映画から帰ってすぐにチューリップの球根を買いに行ったのは私だけではないはずです。
もちろんブレイカーの球根を!
今では数百円で買えますしね。
球根を買ってすぐに植えてしまったので、写真↑は友人の写真を借りました。
本当はブレイカーよりもこんなフリルタイプの方が好き
すっかりオランダかぶれになったところに、友人からディズニーランドのスモールワールドで出会ったオランダちゃんの写真が送られてきました。
そういえばリニューアルされてから行ってないかも・・・。
おまけのパレードの写真です。
ティーパーティーが楽しそう♪
抜けるような青空。
オランダの空の色とはちょっと違いそうですね。