昨日は、とあるお方のありがたいお誘いで、著名なピアニストさんのレコーディングを見学させていただきました。
学生の頃より名前は知っておりましたが、お会いするのは始めてで、どんな方かとドキドキでしたが、会った瞬間からとても朗らかなオーラが満載で、人間的にも素敵オーラ満載だったので、きっと素敵な演奏家さんなのだろうと思っておりましたら、思った通り、やっぱり素晴らしい演奏家さんでした。
人のピアノを聞いて、感動したのは何年ぶりだろう、、というくらい。久しく、聞いていなかった、なんとなく懐かしいような、美しい音色がそこにあり、スタジオで聞いていて、ほんのり涙してしまいました。
どんな素性の方なのか、失礼の無いように、事前に少しチェックして行ったのですが、もともとは芸大の作曲科の出の方で、音選びのセンスや、「音楽を作る」ことへの客観性とも言うべきか、バランス感覚が素晴らしく、すべてのクオリティーが高かった。。
わたしは、前から思っていたのですが、もともと音楽を「作る」ことが専門の、作曲家の脳を持った方の演奏が、とっても好きなんだなーと、再認識しました。
音の選び方が、いちいちうなづけて、本当に心地よかったのです。
それが、泣けてしまった理由ではありますが、もう一つきっと大きな理由があります。
それは、わたしが日頃より大切に思っていること、信じていることなのですが、それは、「楽器の音は、人間性を反映する」ということです。
クラシック楽器は、特にそうなのではないかなと、思っています。演奏でなくても、例えば楽曲なんかでも、楽曲を聞けば、作った人間の性格や、人間的特徴が、なんとなく分かったりするものです。特にメロディーなんかは丸裸って感じですね(笑)
なので、演奏で言えば、その音に好感、共感が持てるか?楽曲であれば、そのメロディーや歌詞に好感、共感が持てるか?というのは、同時に、その人間と仲良くしたいと思えるか?や、尊敬できるか?
など、わたしの場合、色々な部分に繋がっていたりします。
だからこそ、音楽家は、音楽ができるだけじゃ、わたしは魅力をほとんど感じない。だって、小さい頃からやっていれば、ある程度音楽が出来ることって、逆に、あたり前なのですよ。。
でも、本当に、良い音や、良い曲を作る人って、ちゃんと、人間的にも、とっても魅力的だったりするから面白いものです。
そして嬉しいことに、今回もさることながら、最近、そういう魅力的な音楽家、魅力的な人間性を兼ね備えている人と、出逢える機会が多くなってきているのです。これは、良い音楽を作る上では、必要不可欠なものだと思っています。
きっと、こういったご縁が、いつの日か、自分が本当に何か重要な場面に直面した時に、きっと、自分を助けてくれる人たちになるのではないかなーと、そんな風に思っているのでした。
さて、明日は、最近編曲作業に従事しておりました、オーケストラ楽曲の本番です。わたしも、指揮者として出演なので、そそうの無いように、頑張ってきます~