職業:作曲家のつぶやき

 職業:作曲家のつぶやき

  作曲家 Takayuki Mitsuhashi の音楽活動を中心に紹介していきます。


今回は、僕が以前編曲のご依頼を頂いた、アーティストの森恵さんが、2021年に開催なさった、クラシカルなクリスマスコンサートの動画が一部公開されたことに伴い、そのご紹介をさせて下さい。

 

こちらは、森恵さんの楽曲を、クリスマスコンサート用にリアレンジするというものだったのですが、

 

編成が、

 

●弦楽器アンサンブル

●ピアノ

●パーカッション(動画の時は不参加でしたが)

 

(ちなみに弦楽器は、僕が一番好きな楽器です。あの美しい音に包まれると、なんともいえない居心地の良さと、悲しみに似た繊細な感情に包まれるから。)

 

アーティストさんサイドのご意向で、「編曲の方向性も含め、すべて三橋さんにお任せする。」というなんとも気前のよいご依頼に、当然燃えない三橋ではありません。当時久しぶりに、"お仕事" ではなく、"音楽家" として取り組めた時間でもありました。

 

例えば1曲目の「I think of you」という楽曲は、前奏や間奏などに、新しく僕が作ったものを自由に加えさせて頂いたり、例えば、当時はまだコロナも収束しておらず、未だ気持ちが暗くなっていた時期でもあったので、年末ですし、聴いている人が明るい気持ちになれたらと、2曲目の「Cozy」には、クリスマスの定番「ジングルベル」のフレーズを使ってみたり。

 

編曲作業、リハーサル、そして客席で聴かせて頂いた本番と、本当に、音楽家に戻れた幸せな時間でもあり、僕自身が元気を貰えたお仕事でもありました。

 

何より、森恵さんの楽曲や歌、その周りを支える演奏家が、皆、音楽家として素晴らしい。だから聴いていて楽しい。 是非ご覧頂ければ嬉しいです。

 

(僕が担当させて頂いたのは、以下の2曲です。)

 

「I think of you」0:00〜06:27

「Cozy」17:45〜 End

 

 

 

 

 

今年の夏頃に、シンガーの澄野杏さんから、R&B楽曲の編曲のご依頼を頂き、先日、無事に完成しましたので、ご紹介させ頂きます! 

 

澄野杏 -「Twilight」 

作詞・作曲 - 澄野杏 

アレンジ ・ミックス - Nesteg Arts Music

 

 

冒頭、ご本人がギター弾き語りをしている箇所があるのですが、この箇所は、あえて、雑踏(ノイジー)の中での弾き語り感を強調しています。

実は、とある有名な映画のあのシーンへの憧れから来ているアイデアになっているのですが、皆さん、ピンと来ますでしょうか? 

ギター、女性、弾き語り、雑踏、、 そう、正解は、、

 

 「ティファニーで朝食を」の、オードリーヘップバーンのあの神シーンです!! あの映画、本当に素敵ですよね。お洒落と素敵で埋めるくされていて、見ていて落ち着く映画。「スーパーネズミ」のくだリも大好きです。 

 

それと、こちらも余談というか何というか。この編曲には、ギターや、ドラム、ベース、シンセ、弦楽器と、色々な音が入っているのですが、実は、これって、シンガーさんご本人の歌やハモリ以外(冒頭の弾き語りのギターは除き)全て機械の音で出来上がっているって、皆さんご存知でしたか?

要は、パソコンのソフトで音を鳴らしているので、そこにプロの演奏家、例えば、プロのギタリストや、プロのドラマーも、本作品には登場せず、ずべて、編曲をしている人間が一人で(今回は私一人)演奏家になりきって、擬似で弾いているということです。 

もうこの仕組みは20年くらい前から始まっていたトレンド(流れ?)なので、専門家からしたら当たり前なのですが、音楽以外の分野の人に話すと意外と驚く方もいらっしゃるので、ちょっと内部事情をご紹介させて頂きました! 

 

よろしければ、お聴き頂ければ嬉しいです!!

 

 

三橋が主題歌の作編曲を担当させて頂いている、ドラマ「愛の、がっこう」ですが、新たに、ドラマ公式アカウントより、主題歌のドラマverが公開されましたので、ご報告させて頂きます。

 

日頃出会う方々からも、「ドラマに沼ってます」だとか、「キュンキュンしてます!」といった感想をいくつも頂いており、関係者としてとても嬉しく思っています。

 

今後の展開、まだまだ予想がつかないですが、ドラマと合わせて、是非、主題歌の方も応援よろしくお願いいたします!

 

MV公開のお知らせです!

 

三橋が作編曲を担当させて頂いている、フジテレビ 木曜劇場『愛の、がっこう』主題歌

レイニ「Spiral feat. Yura」の MVが公開されました!

 

ドラマの今後の展開(チワワ先生とカヲル君の距離感の変化)も気になる中、MVも公開されまして、ドラマの盛り上がりと共に、楽曲の方も広がってくれることを願うばかりです!!

 

是非、ご覧頂ければと思います!

 

 

 

 

皆さんお元気でしょうか? 今回は、楽曲リリースのお知らせです。

 

7月10日スタート、フジテレビ系ドラマ 木曜劇場『愛の、がっこう。』の主題歌の作編曲を、三橋が担当させて頂きました。

 

 

    

レイニ「Spiral feat. Yura」

 

作詞:園田健太郎

作曲/編曲:三橋隆幸

 

7月11日より配信開始

 

(以下、抜粋)

 

『愛の、がっこう。』は、ドラマ「白い巨塔」「昼顔」などを手がけた脚本家・井上由美子と演出家・西谷弘が再タッグを組む完全オリジナル・ラブストーリー。主演・木村文乃とラウール(Snow Man)の初共演をはじめ個性豊かな豪華キャスト陣に、放送前から話題。

今回主題歌として起用される「Spiral feat. Yura」は、男女デュエットの楽曲となっており、レイニとともに歌唱する女性ヴォーカルには、多数の候補アーティストの中から、ドラマの世界観、そして楽曲のテイストに合う声を持つ、新進の若手シンガー・Yuraが抜擢された。

ドラマの世界観に溶け込むような混沌とした切なさの中にピュアで繊細な光が感じられるサウンドが特徴で、恋する2人が理性と衝動のぶつかり合いにより翻弄され、孤独や自分の中にある矛盾に気付いた時、それは誰もが持ち合わせているものであり、否定することなく、ただ愛しいだけと受け入れればいいと、優しく情感のあるレイニの歌声にYuraの声がそっと寄り添い奏でている楽曲となっている。

 

(抜粋終了)

 

三橋自身、今までにも、映画やドラマの主題歌をいくつも担当させて頂きましたが、作曲と編曲を両方手掛けさせて頂くのは今回が初めてとなり、自身としても、よりダイレクトに伝えるチャンスと捉え、熱い想いのこもった作品となっております!! 三橋が新人の頃より長年にわたり、寄り添い、応援してくれた事務所スタッフ、音大の時から、共に音楽の道で汗を流してきた優秀な演奏家の仲間たち、そして、今回初めて出会えた、アーティストさんやディレクターさんたち、皆さんの力を結集して完成された作品です!! 是非、ドラマの方ご覧になって、主題歌にも耳を傾けて頂けたら嬉しいです。

 

7月10日(木)よる10時スタートです!!

 

 

 

 

前回ご報告させて頂いた、角川武蔵野ミュージアムにて行われている、

 

「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」

 

メイキング映像がリリースされたので、ご紹介させて頂きます。

主役である、バイオリニストRyoma君を中心に、実際に行われたRecの風景が垣間見れます。僕も途中少しだけ登場します。

 

さて、浮世絵の音楽制作の興奮も冷めやらぬ中、三橋は、次の制作の真っ只中です。2日後にレコーディングを控え、ろくに寝れない日々が続いておりましたが、昨日やっと準備の目処が立ち、ホッとできたところです。

 

来月あたり、皆さんにご報告できると思うので、またお楽しみに!

 

今年の三橋、引き続き、前進あるのみ、頑張ります!

 

皆さんお元気でしょうか?

 

今回は、今月の4/26 より、来年1/18 にかけて、角川武蔵ミュージアムにて開催、展示されます、

 

「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」

 

の、リリース情報に関してご報告させて頂きます。

 

この企画は、昨年末、音大の後輩でもあり、つい先月も、東京ドームで行われたメジャーリーグの公式戦のセレモニーでゲスト演奏を務めるなど、目まぐるしい活躍を見せるバイオリニストのRYOMAくんより依頼を頂いたことから端を発し、大掛かりな内容でもあったため、年末年始も予定していたお休みをほぼ全て返上する形で取り組んだ、熱のこもった作品となっております。

 

スタッフ及び、たくさんの演奏者さん達の協力のもと、先日、現地でも最終の音調整も完了、あとは開催日を待つのみとなったため、こうしてご報告できる運びとなりました。作曲は、RYOMAくんとの共作、編曲は全て私が担当させて頂きました。

 

「体感型デジタルアート劇場」ってなんだろう?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、例えるならば、「絵画の中に没入する感覚を味わえる」といったイメージで、実際に、壁一面に投影される浮世絵の人物や風景が、、

 

動くんです!! 

 

これ、どうやってお伝えしたらいいのか難しいのですが、

 

動くんです!!(w)

 

どうやってそういったことが出来るのか、音楽家の私にはさっぱり分かりませんが、なんだかその浮世絵の世界の中に入り込んだような感覚にもなれる、進感覚のアート。まさに、タイトルにあるとおりの、体験型アートです。

 

アートディレクターを務める、ジャンフランコ・イアヌッツィ(Gianfranco Iannuzzi)は、35年以上にわたりこの分野を追求し、世界中で活躍されている方で、話してみるとユーモアと笑顔たっぷりの方なのですが、ジャンが選定した絵の中には、江戸の庶民の生活感を感じるものから、絵自体がとっても美しいもの、時にホラー映画のようにゾッとするものまで、様々な色彩のものがり、私は、その様々な色彩に合わせた音楽を制作していった訳なのですが、彼の絵と何度も何度も対話を続ける中で、彼のクリエイターとしての姿勢や美的センスにとっても共感できるものがあり、そういった意味で、こちらも持ちうる引き出しは何でも使い、時間が許す限り全力で取り組んだ作品です。

 

また、浮世絵がテーマであったので、箏や三味線など、編曲に和楽器を盛り込むことが多く、そういった意味で、母国の楽器にたくさん携われたことにも、喜びがありました。

 

約1年に渡る、ロングランでの展示なので「百聞は一見にしかず」お時間がありましたら、是非足を運んでみて頂けたら幸いです!!

 

 

浮世絵の世界に没入し、江戸時代にタイムスリップ!
「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」

 

今日は、歌手の澄野 杏さん「We Go Ahead」という曲が先日リリースされたので、そのご紹介をさせて下さい。

 

この曲は、ご本人が作詞、作曲をされたもので、うちの音楽制作チームで、編曲、ミックスを担当させて頂きました。

 

ご依頼頂いた当初は、澄野 杏さんご本人によりギター演奏のみだったと記憶しておりますが、その時点で、とてもお洒落な曲だなーという印象でした。

 

打ち合わせの時点で、ご本人の求める編曲の方向性が明確でしたので、こちらも迷うことなく、打ち合わせから最後まで、とてもスムーズな流れで制作を終え、とても有意義な時間でした。

 

こちらのリンク

 

より聴けると思いますので、応援して頂ければ幸いです。

次回作の構想も始まっているようなので、その時が来たら、またご紹介させて頂きます!

 

今日は、僕の教え子の一人が、新曲をリリースしましのたので、そのご紹介をさせて下さい!!

 
 
という曲なのですが、歌手本人が、作詞/作曲した楽曲です。
 
僕が特に好きな部分が、
 
「幸せの方角は、右だろうか、左だろうか」
 
という、2番冒頭の歌詞です。
曲のメロディーと合間って、初めて曲のデモを聴いた時に、一番、僕の心に残ったところでもありました。
 
今回、ありがたくも、ご本人の要望で、ボーカルディレクションと、ミックスの方も、担当させて頂きました。
こうやって、前の教え子に頼って貰えることは本当に嬉しい限りです。
 
こちらのリンクより聴けるかと思うので、本人の気持ちの入った1曲、是非応援よろしくお願いいたします!!!

 

 

 

皆さんは、今月末の選挙に行く予定はありますか?

 

僕は、今回は、いつもに増して、選挙に出かける必要を感じている。目的は、自民党以外(正直どこでも良いが)の、良さそうな政党に入れるためである。

 

理由は簡単、かねてから言っている、政治資金パーティーに端を発した裏金問題に関して、また、その責任の取り方に関して、全く納得がいかないからである。

 

私は、この問題を、単に裏金問題ではなく、脱税問題と捉えている。これは、立憲の野田代表も、最近同じことを言っている。

 

政治家は、税も含めて、法律を作る立場の人たちだ。そんな人たちが、例えば昨年は、インボイス制度と言って、売上1000万以下の、主に個人事業主から、それまで免税だったものに対して、方針を転換。取れるものは取りたいのだろうが、該当の個人事業主たちからは、基本的に、反対されてるし、そもそも免税じゃない法人なども、取引先に免税の個人事業主がいれば、経理処理が大変で、政治家に、だいぶ業務を増やされた感と、効率の悪さ、制度改正の際の気持ち悪さを感じている。そもそも法人の経費など、クレカ等で払うことで、領収書不要にするとか、そこから自動計算で税金引き落とされて終わりとか、それくらいの効率の良さを実現して欲しいと思っているのに、彼らはまた仕事を増やし、税を複雑にしてくれた。真っ当に税金を払っていて、そんなどうでもいいこと以外のことに集中したい自分としては、納得がいかない。

 

そんな中での、裏金、脱税問題。解散総「選挙」っていうけど、その裏金問題を、脱税として扱うのかどうか? 議員に、該当分、きっちり税金、延滞金、追徴課税、払わせるのか、払わせないのか? 処分の内容も示されていないのに、それで「選挙」って、いったい何を基準に選べばいいんだろう。と思う次第。

 

今、国民調査では、与党と野党、とちらに入れるか?というざっくりなアンケートでは、五分五分という声もある。国民目線で、当たり前のことをやってくれるから、皆が、石破新総裁に期待をかけているところがある訳だが、そんな一般常識を持ち合わせている人が、

 

「処分の内容も示されていないのに、それで「選挙」って、いったい何を基準に選べばいいんだろう。」

 

そいうごくごく当たり前の感覚が分からないなら、すぐに辞めて欲しいし、出来ないなら、やはり総理になる意味が無い。そんな、シンプルな形の提案が出来ない自民党、責任を取る気が無い自民党なら、僕は今後一生、自民党には入れないと、今回、善良な納税者として、心に決めた次第。

 

お金の問題は、明らかに皆に関係する問題であるので、この問題が、単に裏金や賄賂うんぬんでなくて、明らかにおかしいシステムを、野放しにして甘い汁を吸ってきた脱税問題だという視点で見て欲しいなとも思った次第。

 

会社員の方は、所得税が自動で引かれて行くから、あまり実感が無いかも分からないが、相当な額を、毎月支払っているはず。しかも会社員の方は、おそらく天引き状態だから、誤魔化しようもなく、善良な納税者だ。僕は、会社経営者だが、脱税にメリットを感じないので、善良な納税者である。

 

これ、しっかりされて困るのって、脱税してる事業者と、政治家くらいじゃないですかね。そんな人たちに、自分らの税金使われて、悔しく無いのかって話ですよ。そんな人たちに、偉そうの税制度決められて、悔しくないのかって話ですよ。元から裕福な政治家の家庭に生まれて、明らかに、一般人よりは楽な形で政治家になることが出来る人間たちが、それでも尚、裏金だ、脱税だ、そんなんでいいのかって話ですよ。こちとら時給650円からスタートしてんねんって話ですよ。音楽だったら、もっと安いところからスタートしてんねんって話ですよ。それでも善良な納税者ですよ。

 

石破総裁は、世襲の問題にも触れている。触れるのは良いこと。でも、どうするのか、脱税問題と合わせて、しっかりと方向性を決めてから、

 

「あなたはそれに賛成か、反対か?」

 

という形で、「国民に信を問う」というのが当たり前であると考えるので、この、なんだかよく分からないけど、まずは選挙。みたいな空気で、今月27日を迎えるならば、冒頭で述べたように、自民党以外に入れなきゃいけないので、日曜日も仕事だけど、その合間に、清き一票を、自民党以外に入れに行くことになる。

 

そんなんだったら、自民党惨敗して、多くの与党議員が、職を失ってくれれれば良いなと思う次第。身から出た錆。仕方ない。それが、立法に携わる政治家の、責任の取り方。野党転落もまた良いと思う。お金のことは、国民は許してくれないだなと、思わせることも大事である。

 

個人的には、政治家のお金の流れも、クレカ等で管理して、全て公開。そして、税務書の強い監視のもと、1円まで全ての流れを把握できる状態が理想だし、それ困るのって、悪いことしている人だけなんで、インボイスとか、非効率な政策立ててないで、さっさと法改正して欲しい限り。