ちょうど去年の今ごろ。

一昨年の春から、一生懸命に推していてアイドルさんから、手のひらを返されました。それまではライブに行くたびに恋人気分でイチャイチャしてくれたのに、アナタなんかファンのひとりなので、わきまえて下さいね、みたいなことを言われたわけですね。

今になって思えば、彼女は自分には「推し」、支持者が少ない、という一種の強迫観念のようなものにかられており、あの頃のあのあたりでは一番まともだった私に粉をかけて引き留めておこう、ということだったのでしょう。でも、他にも何人か同様の色恋営業を仕掛けていたのではないかと思われ、それが破綻し始めたのでしょう。

 



私は気分を害して、10月以降はライブには行かなくなりましたし、本人も昨年の11月には突然の「卒業」をしてしまいました。ついで、もうひとりのコも昨年末で一切の芸能活動から引退する、となり、ユニットは空中分解しました。

そこまではそうなのですが、先日ふと気になって、このコたちの「事務所」って今はどうなっているのだろう、ということで検索してみますと、どうも長期間更新されていないホームーページが残されているだけ。そこにある「所属アーチスト」はあまり魅力的ではない女の子2人組だけ。あの事務所には他にも何組かいたはずなのですが。

特にあのコたちは一ヶ月に一曲くらいのペースで「新曲」を出しており、それはすべて、作詞作曲者不詳でした。よくできた演奏でしたが、あれはすべてコンピューターによる「打ち込み」で作られたもので、誰がどう作ったものやらわかりません。

衣装も、プレデビューから本デビューでまず新しくなり、昨年の4月にはまた新衣装お披露目をしていました。最大動員が「ワンマンライブ」での65名でしかなかったユニット、しかもその65名には家族、振付の先生、衣装のデザイナーまで込みで、です。そんなユニットにどうしてそんな湯水のような原価をかけられたのでしょうか。

どう見てもマトモではない、としか思えません。まさか反社会的な存在ではないのでしょうが、どうも「アイドルにしてあげます詐欺」のような、あまりよろしくない空気がぷんぷんしています。

特に同じ事務所所属だったはずのコたちまで「全滅」しているのはただごとではありません。残念ながら善意ではない人たちが何かしていた、という以外には考えにくくなってしまいましたね。