昨日はカメラの点検に行きまして。

点検受付の人に、セッティングでアドバイスがほしい、と言いましたところ、ショールームのスタッフがおうかがいします、とのことだったので、点検してもらったものの受取りの前に、ショールームの人に聞いてみました。

聞いた趣旨は、逆光で航空機を撮ると、まるっきり黒つぶれしてしまうが、これを設定等で回避、緩和することはできますか、ということですが、答えは驚くべきものでした。

 



逆光の条件ではそれで当たり前なので、順光で撮るのが原則です。露出補正を使えばある程度浮かせることはできますが、それは全体に「薄くなる」(その人の表現)だけなので、陰の部分だけ浮き上がらせて撮るような方法はありません。

えっ。これ、本気でメーカーさん見解として言っていますか。OM-SYSTEMさん。

そういうものだ、とすると、同社のカメラは明白にNikonに劣る、ということになります。OM-1以前に主力だったNikon1 V3は、逆光をものともしない部分がありましたからね。背景の空を白飛びさせても機体を写す、みたいな部分がありました。

劣る、という言いかたが悪ければ、受光素子の許容度、フィルムで言っていたところの、ラチチュードみたいなものが低い、ということなのですかねえ。私にはその程度の残念なカメラであるとは思えない、というか、思いたくない、というか、補正の方法はあるように思うのですが。

何か私が気に障るような聞き方だったのかなあ。あるいは現物を見せていないから(このとき点検中だったから)ユーザーでもないのにイチャモンを言いにきた、とか思われたのかな。

ちょっと、松島・三沢と露出補正を試してみます。三沢が確か午後は半逆光だよね。

オマケ:OM-SYSTEMの拠点でファームウェアをアップデートすると、カスタムファンクション設定等は初期化されてしまいます。自分の環境下の「OM-SYSTEMアップデーター」を使うと、設定類は保存されます。(製品のシリアル・ユーザ登録必要)アップデートは自分の環境下でされたほうがよいですよ。