嫌らしい話なのですが。

退職金の運用がなんだか順調です。まだ一応アルバイトのような給料と、雇用保険の給付金と、年金を選んだ退職金が入ってくる、ということもありますが、基本的に手付かず、自分退職記念品を買うのに少し使った以外は手付かずです。それどころか増えています。

増えた分は定年になった年の3月から9月の株式の売買と、9月以降は従兄弟の教えてくれた投資信託に入れていて、これがまあ、うん、順調ですね。この先もし世界同時株安なんてことになったら減ることもあるかもしれません。投機のお金が入って危険な日本株を扱う信託には手を出していません。

 



そこで、旧オリンパス、OM-SYSTEMSが、ミラーレスカメラ「OM-1」の「Mark2」を出してきました。現代のデジカメの話です。昔のフィルムカメラでも同じ名前のものはありましたが、それではなくてね。出た時には、うん、出たんだね、そうか、で流していたのですが、いろんなところの「レビュー」を見ますと、う、これは、ということに。

 



まずこの「Mark2」、ボディは、というか、外装はほぼ初代と同じだそうです一部のダイヤルの表面処理が変更になって、より使いやすくなっているのと、操作系が右側に集中して、ファインダー(正確にはビューファインダー)から眼を切らないでも操作できるとのことです。(私は眼を切らないで操作できないのであまり意味がない)

撮影素子も初代と同じで、スペック厨の人には、なんだ、何も変わらないじゃないか、と言われそうなところなのですが、ナカミ、ソフトウェアで大幅に改善されており、特にピントの精度と速度が大幅に向上し、さらに手ブレ防止機構がより効果的なものとなって、夜景を手持ちで撮ることができる、とされています。

 



もちろんバッテリーは初代と同じです。OM-SYSTEMSは基本的にバッテリーはシリーズ内では変えないのが伝統ですね。

うん。これ、欲しいやん。そこで嫌らしい話に戻るのですが、これを買ってもあまりアレじゃない、くらいには運用が順調なのです。今なら買える。

10月には初代のほうのファームウェアの大幅なアップデートが予告されています。それはおそらく、ハードがほとんど共通である初代のナカミを「Mark2化」できる、という意味なのでしょう。

「Mark2」を今後のミリタリーイベントのメインカメラ、初代をサブカメラにできれば? 
すべてのレンズ、バッテリー、アクセサリーは共通です。初代の逆光に弱いところを克服できれば、これは最強のコンビですね。

OM-SYSTEMS以外のメーカーなら、外見もがらりと変えてしまうのでしょうが、おそらく外見の人間工学的なデザインに自信があることと、そんなことをして価格が上がるということを避けたのでしょう。だって、N社やC社のフラッグシップミラーレスって、OM-1の倍以上するんだもの。

うん。これ、欲しいやん。7月に初代を点検に出すときに、Mark2をさわれるようならさわって、できればメーカーさんの話も聞いてこよう。