昨日は結局、8:30前くらいに入間基地狭山市役所門着。

敷地内、さらに滑走路脇までは入れてくれしましたが、そこで待機。ちょっと驚いたのが手荷物検査がない、ということ。大丈夫なのかな。ハンタイの連中でもまぎれこまないといいんだけど。

この待機中に、蚊を含む昆虫がぶんぶんくるので閉口。私は虫に刺されるのがオリンピック種目なら神奈川県代表には楽になれるくらいの虫刺され体質です。ただ、この時はより草むらに近いところにいた若いおかあさんが、スパッツ越しの脚で引き受けてくれたようで、あの人は刺されまくっていましたね。多分埼玉県チャンピオンなのでしょう。

この待機中から、いつもと違う角度の基地内が見えるので、とても興奮します。新鮮です。カッコイイです。9:00、入場が可能となって、狭山市役所門からは一度滑走路を横切ってエプロン地区に向かいます。それだけでも、正門・特設門から入るのとはぜんぜんちがいます。だからこちらが入間基地側のおススメコースだったのですね。もちろん西武池袋線の稲荷山公園駅混雑緩和の意味もあったことでしょう。

 



地上展示機を一通り見ます。このときにドサクサでEC-1、YS-11E両電子戦機も見てしまったのですが、その後で売店エリアにいるときに、エプロン南側の航空機駐機エリアには入らないでほしい、という放送が流れました。

そのあとも別にとがめられたわけではないようですが、公式にはそちらに入ってはいけない、ということになったので、我々はちゃっかり見てしまいましたね。もっともあそこにあんなイイものを置いたら、見に来るなというほうが無理なので、あれはお目こぼしだった、のかな。

 



そして10:30からはランウェイウォークです。長さ2キロ、幅45メートルの滑走路を歩くことができます。滑走路自体はアスファルトでした。飽きないように途中でカーゴローダー(貨物搭載車)や人員待機車(冷暖房完備の待機用車両)等見せてくれます。さらに大型バス2台で「お休みどころ」を設けてくれるというサービスぶり。

本当は滑走路南端から右に折れてエプロン地区に戻るという順路だったらしいのですが、我々は滑走路往復で4キロ、というのが入力されてしまい、置いてある見学物を縫うようにしながら、滑走路を往復してしまいました。南端に向かう人を邪魔はしなかったから、特に何も言われませんでしたね。

 



最後にペトリオットミサイルの展示(発射機車のみ)で、従来の4発キャニスターと最新の単発キャニスター(こちらが弾道ミサイル迎撃向け)について教えてもらって、11:45くらいに基地から出ました。

我々にとっては得がたい体験でしたが、こういうことに興味のない人には何かおもしろかったのかな。特に乳幼児連れの人は、子供がよろこぶ要素ゼロなので、ほぼ虐待だったんじゃないかと思いますが。

うーん。おもしろかったな。こういうの、あちこちの基地でやればよいですよ。一度それで入れてもらって、その基地の悪口を言う人はいないですよ。