ウチのカイシャあるいは親会社のグループ。

東京オリンピック以降猛烈なサイバー攻撃にさらされていますが、2日間くらいのスローダウン、というのが最大の被害程度におさまっています。これは別にシステム的に自動で防御できているだけではなく、もぐら叩き的に、あっちから侵入しようとするのをここでゲートウェイを作って食い止めて、という本当に戦争状態だった時期もありました。

そこまで攻撃されるのは、ウチのカイシャがセキュリティ商材を持っているからです。攻撃してくるほうとしては、そのカイシャへの攻撃を成功させれば大きなトロフィーになりますし、面目をつぶすこともできますので、ずっと標的にされているわけです。

 



ウチのただやられているわけではないので、3月中には防御の体制を一新します。くわしいことは書けませんが、カイシャのネットワーク全体を乗っ取るようなハッキングは物理的に不可能となります。そのかわりとんでもないお金がかかっていますが、ウチのカイシャがクラッキング(ハッキング)されるわけには行きません。

まあ、そのオツリというか、そのためのネットワーク構成の変更のために、自分たちの接続が悪化したりもしています。昨日は、カイシャが常に最新バージョンを要求しているソフトウェアのダウンロードパッケージが危険とみなされてブロックされる、ということも起りました。

防御の強化の過程でやむを得ないのでしょう。この先はカイシャに物理的に忍び込んで、端末からウイルスを流しでもしない限り何もできなくなりますが、そのようなことをしようにも、カイシャの端末は原則としてUSBポートさえ無効化されています。

攻撃側がどう出ますかねえ。どこからやられている、というのは、かなり詳しくわかっているので、もしそのようなことが許される世の中であれば、反撃のひとつもしたいところですね。