昨日届きました。

「京商」の1/18ミニカー「フィアット131アバルト・ラリー」です。これ、静岡ホビーショーの初日に、京商の販売コーナーで12,000円で出ていて、ちょっと考える値段だし、これを家に置く場所もないのだし、さらにこれを持ちかえるのはとてもムズかしいし、と迷っているうちに二日目には売り切れていました。

 



親友Tに言わせると、こんなマニアックなものがそうそう売れるはずもなく、それは商品を入れ替えただけで、言えば出てくるのではないか、とのことでしたが、それはまあ、そこまではねえ。

ところがこれ、戻ってから調べると、28,000円近くもするものだったのですね。12,000円なら、見た瞬間に買っておけ、でした。残念、と思って、ヤフオク!を検索してみますと、出ていました。新品同様品10,000円。このまま落ちれば送料を払っても12,000円しないで家まで届くということになりますから、11,200円上限で(この200円がポイント)入札してみました。

 



このクルマは、「フィアット131ミラフィオリ」という2ドアセダンを、ラリー出場用の公認(ホモロゲーション)のために、エンジンのチューン、トレッド幅の拡大といった「アバルトチューン」のされた車両が販売されたものです。当時だと2万台作らないとならなかったのかな。ベース車が「ミラフィオリ」だったのは、安価なセダンであったため、かえって軽量で頑強な車台であったことが有利とされた、と言われています。

 



金曜の夜に他に誰も入札しないままで落札できて、昨日届きました。ボンネット・ドア・トランク開閉。ドアとトランクはバネヒンジで開状態を固定できます。ボンネットにもボンネットバーが内蔵されており、開いた状態で飾ることができます。

 



これがそんなに欲しかったのは、学生時代にタミヤのプラモ(1/20)で作ったことがあり、この美しいストライプをうまく塗ることができなかった、という思い出のあるものだからです。タミヤのプラモとはまた細かなところで違うようですが、とてもよくできていますね。満足です。

 



今回はたまたまうまく手に入りましたが、やはりこういうものは、迷うくらいなら見たときに買っておけ、ですね。見つけることができなければ、ずっと探し回ることになったかもしれない。