やっぱり「街角景気」はよくないと思いますね。

ひさしぶりにフライトジャケットレプリカを買いました。アメリカ陸軍航空隊(当時)が使った「B-10」というモデルです。これは第二次世界大戦中の皮革の不足に対応するために、コットンの表地にアルパカのライニング、という作りでしたが、その後ナイロンという超ハイテク素材(当時)の「MA-1」が採用されたためか、短命に終わったのだそうです。

 



それの再現レプリカで、中国義勇空軍、実質的にはアメリカ陸軍飛行隊(当時:まだ「空軍」はない)の非正規部隊であった「フライングタイガース」イメージのものです。これが、通常は2万円ほどするのですが、1万円強で出ました。

安く出たのはこれがエラー品だからで、前のファスナーの寸が足りなくて、下まで閉まりません。まあ、他人の服装をそこまで見ている人もおらんし、いても別におかしいほどではないのだろう、というのでポチったのですが。

 



アメ横「中田商店」のホームページに出たのが6日金曜の夕方です。クレジットカードのシメの都合上、11日までは手が出なかったので、5日間もあったのでは買えないだろう(売り切れるだろう)と思ったのですが、11日朝に余裕で買うことができました。

見ている限りでは全サイズまだ買うことができましたからね。今着るのにちょうどよいもので、合皮とはいえ、パッチつきのものには、けっこう需要はあるだろうと思ったのですが、手の出ない人が多いのかなあ。

軍装品なんてね。お金がない、となると、まっさきに買ってもらえなくなるもの、なくてもかまわない、あるいはあるだけ邪魔なものなので、けっこうお得なものなのに、売れないのですね。

 



12日には届いたのですが、箱のなかには「ユナイテッドアスレ」のグレーのTシャツ、Lサイズに「粗品」のシールを貼ったものが同梱されていました。中田商店の通販で5,000円超の買物をすると、粗品をくれるのは普通のことですが、これは初めてですね。けっこう「イイ粗品」ですよね。これ、ハズレだと、アメリカ軍の「軍足」、原則使い捨てのソックスになるんですよ。

ただし、「ユナイテッドアスレ」は本来プリント素材のTシャツで、ロットにもよりますが、一枚300円くらいです。よく、バンドやアイドルの「ツアーTシャツ」になっていますが、プリント料金を足しても、原価は1,000円にはなりません。それが4,000円や5,000円で飛ぶように売れるのですから、笑いの止まらない商売ですね。

いや、話がそれた。この種のTシャツはいくらあってもよいので、ありがたく頂戴しておくことにします。なお、今日はあたたかいらしいので、こんなものを着てライブに行くのは汗になって大変そうです。今日は今日なりに軽装で行きます。あ、もちろんアイドルちゃんですね。